豊田城訪問記
−後編−
展望台から城下を眺めると、ここまで見たもの以外にも緑色の屋根のあやしい建物が幾つか見えます。一体豊田城の全貌はどうなっているのでしょうか?それらの建物にもいってみる事にします。
*城郭風の建物以外でも公共の施設は大概緑色の屋根で統一されている模様です。
<天守風建物付近の拡大ステレオ写真(平行法)>
交差法はこちら
天守からさっき見えた建物の方に歩きます。
しばらく歩くと小学校の脇に二層二階の隅櫓が有りました、これを「豊田城三の丸隅櫓」と便宜上呼ぶ事にします。しかし、上から見たときはすぐ近くに見えたのですが、てことは少し遠くに見えた方の建物は・・・
<豊田城三の丸隅櫓??>
もう少し歩くとやっと小さく見えて来ました。
さらに歩く事15分、漸く国道脇の三層三階の天守の袂に到着です。
<この辺まで来るとかなり寂しい雰囲気かも>
この建物にも特に名前は見当たりません、横に土地改良の記念碑が建ってたりします。これも便宜上「豊田城西の丸天守」と呼ぶことにします。本当は西でなくて南側なんですがなんとなく雰囲気で・・・
<豊田城西の丸天守?>
これでついに豊田城の全貌が明らかになりました、しかし、天守以外は割と安普請そうですが、よくここまで造ったもんです。
西の丸天守から国道を歩き、本丸の東側から再び天守を望みました。こちら側からは全く遮蔽物が無く、非常に良い眺めです。
<東側から見た天守のステレオ写真(平行法)>
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結局石下町を2時間程歩き回り、ようやく石下駅に戻りました。かなり疲れましたが十二分に収穫が有りました、満足感に浸りながら石下駅のホームから豊田城を眺めつつ汽車が来るのを待ちました。
<石下駅から見た豊田城>
*因みに石下駅の屋根も緑色・・・