あの時の・・・
ツッジー様のご厚意で掲載を許可していただいたので、UPしちゃいます。
約束をテーマにあすのあでお願いしますという リクエストで書いていただきました
前回に引き続き 勝手に挿絵など描かせていただきました・・・イメージ壊して無いといいんですが・・・
ツッジー様 いつも本当にありがとうございます!!(^^)
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警察を退官後篠原重工に正式に社員として入社。
テストパイロットとして日々を頑張っている。
遊馬は、お父さんの跡を継ぐために勉強中。
毎日忙しいようで、ここ1ヶ月ほど連絡が途絶えていた。
付き合ってるわけじゃない。
遊馬に恋してるのはわかってる。
遊馬にもきっと伝わってるんだと思う。
あたしの気持ち。
遊馬は・・・あたしの事どう思ってくれてるのかな?
仕事を終え、携帯を見るとメールが1件入っていた。
「久しぶりに飯でも行くか。駐車場で待っててくれ。遊馬」
短い文章でもあたしには嬉しいメール。
着替えを済ませ、駐車場で遊馬を待つ。
30分経ったが遊馬の来る気配がない・・・。
あと、30分待っても来なかったら帰ろう・・・。
そう思ったとき、こちらに走ってやってくる遊馬の姿が・・・。
「すまん!!」
「ううん!!良いんだよ!!もう大丈夫なの?」
「あぁ。仕事は片付けた。」
「そっか。」
「じゃあ行くか!」
車に乗り込み、駐車場を出る。
車内でお互いの話をした。
あたしは毎日、新型機のテストを頑張ってる事
遊馬は毎日、跡継ぎになるための勉強を頑張ってる事を。
遊馬が予約したレストランへ入り食事をする。
その間もずっと話し続けた。
まるで、1ヶ月間連絡がつかなかった分を補うかのように・・・。
「ちょっとドライブでもするか。」
そう言って遊馬は車を走らせる。
少し小高い丘にある夜景の見える公園。
キラキラ光る夜景を見ながら、少しひんやりとした空気を全身に浴びる・・・。
「野明、あのさ・・・。俺来年からアメリカに行く事になった。」
遊馬の突然の告白に、ドキッとしながらもあたしは冷静に
「そうなんだ・・・。どのくらい?」
「5年は帰ってこない。向こうの工場を任される事になったんだ。」
「すごいね。遊馬・・・。」
「野明?」
「なに?」
遊馬が次に発する言葉を、期待と不安で待つ。
「第二小隊でさ、グリフォン倒して、頬に傷作って
お前が言った言葉。「魔性の女にでもなるか」って。
その後に俺さ・・・。」
「そんときゃ俺が・・・。でしょ?」
「聞こえてたのか。」
「うん。」
「あの時からさ、随分とかかったけどさ・・・。」
遊馬があたしの目の前に立つ。
「野明、俺と結婚してくれないか?」
「・・・。」
「アメリカにお前も連れて行きたいんだ。
俺の傍にいて欲しいんだ・・・。」
「遊馬・・・。」
「駄目か?」
目から涙が溢れ出す。
遊馬はあたしをそっと抱きしめてくれた。
「アメリカ出発まで、あたしとたくさん恋愛してくれる?」
「もちろんさ。」
「アメリカ行ってもあたしを大事にしてくれる?」
「当たり前だろ?」
「遊馬・・・。好き。」
「俺も。」
あたしのあごに遊馬の手がかかる。
顔をあげたと同時に遊馬の唇が重なった。
嬉しさでまた涙が溢れ出た。
遊馬が言ってくれたあの言葉・・・。
密かに待っていたあの言葉・・・。
それがようやく叶う事になった・・・。
遊馬、幸せになろうね・・・。
Fin
