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無数の光達 ツッジーさま

無数の光達

ツッジー様のご厚意で掲載を許可していただいたので、UPしちゃいます。
蛍狩りをテーマにお願いしますという リクエストで書いていただきました
前回に引き続き 勝手に挿絵など描かせていただきましたが・・・イメージ壊して無いといいんですが・・・
ツッジー様 本当にありがとうございます!!(^^)

上の画像をクリックすると大きくなります。

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仕事の帰りにいつも車で送ってもらうのが日課になった。

今日もいつものように車に乗り込み帰路へと・・・。

「ねぇ・・・逆だよね。帰る方向。」
「ちょっと行きたい所があるんだ。付き合え!」
「付き合えって!!偉そう!!で、何処行くの?」
「山の方!」
「どうして?」
「ついてからのお楽しみ。」
ベーっと舌を出してちらりとあたしを見る。

しばらく走ると、どんどんと山が近くなる。
辺りに車や人も通らない人気の少ない場所・・・。

「な・・・なんでここに?」

ゆっくりと路肩に車が停まる。
ライトが消されるとあたりは真っ暗になった。

肩に手を回され・・・。

「な・・・何!!何すんの!!!!」

お・・・襲われるの?あたし??
確かに遊馬の事は好きだけど、告白も何もないまま襲われるだなんてやだ!!!
なんて頭の中はパニックを起こす。

「ヤ・・・ヤダ!!遊馬!!!!」
体をそり返し遊馬から離れようとする。

「お前何勘違いしてんだ?」
「・・・へ??」

少し呆れた声で
「ばーか、わざわざこんな所で襲うかよ!!前見てみろ!!」

目を凝らして見ると、黄緑色の光がフワリフワリと暗闇に浮かんでいる。

「・・・蛍??」
「そう。」
「これを見るために?」
「そうだけど?」
「あたし・・・蛍って初めて見たかも。綺麗だね!!」
「少し時期は早いんだけど、これだけ見れたら上等だろう!」
「すごいね!!綺麗・・・。」
「そうだな・・・。」

しばらく無言で目の前に飛ぶ無数の光を眺める。

「あのさ・・・さっき言ったろ?」
「えっ?何?」
「わざわざこんな所で襲うかよって。」
「うん。」
「野明はどう受け取ったかわからないけど俺は、ちゃんと言う事言ってからじゃないとしないし。」
「・・・うん。遊馬っぽいね!」
「だからさ・・・。」
「何?」
「お前が好きなんだよ!」
「うん。あたしも。遊馬が好き。」

顔を寄せ合い、あたし達は初めてキスをした。

無数の光に包まれて・・・。

Fin

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