記事一覧

無数の光達 ツッジーさま

無数の光達

ツッジー様のご厚意で掲載を許可していただいたので、UPしちゃいます。
蛍狩りをテーマにお願いしますという リクエストで書いていただきました
前回に引き続き 勝手に挿絵など描かせていただきましたが・・・イメージ壊して無いといいんですが・・・
ツッジー様 本当にありがとうございます!!(^^)

上の画像をクリックすると大きくなります。

<ご注意♪>
ブラウザの環境によっては一度画面の大きさ高さをあわせた荒い画像で表示されることがありますがその際はもう一度荒い画像をクリックして画像を拡大してご覧くださいませ(^^)
お帰りは ブラウザの戻る釦で♪

============================================================

仕事の帰りにいつも車で送ってもらうのが日課になった。

今日もいつものように車に乗り込み帰路へと・・・。

「ねぇ・・・逆だよね。帰る方向。」
「ちょっと行きたい所があるんだ。付き合え!」
「付き合えって!!偉そう!!で、何処行くの?」
「山の方!」
「どうして?」
「ついてからのお楽しみ。」
ベーっと舌を出してちらりとあたしを見る。

しばらく走ると、どんどんと山が近くなる。
辺りに車や人も通らない人気の少ない場所・・・。

「な・・・なんでここに?」

ゆっくりと路肩に車が停まる。
ライトが消されるとあたりは真っ暗になった。

肩に手を回され・・・。

「な・・・何!!何すんの!!!!」

お・・・襲われるの?あたし??
確かに遊馬の事は好きだけど、告白も何もないまま襲われるだなんてやだ!!!
なんて頭の中はパニックを起こす。

「ヤ・・・ヤダ!!遊馬!!!!」
体をそり返し遊馬から離れようとする。

「お前何勘違いしてんだ?」
「・・・へ??」

少し呆れた声で
「ばーか、わざわざこんな所で襲うかよ!!前見てみろ!!」

目を凝らして見ると、黄緑色の光がフワリフワリと暗闇に浮かんでいる。

「・・・蛍??」
「そう。」
「これを見るために?」
「そうだけど?」
「あたし・・・蛍って初めて見たかも。綺麗だね!!」
「少し時期は早いんだけど、これだけ見れたら上等だろう!」
「すごいね!!綺麗・・・。」
「そうだな・・・。」

しばらく無言で目の前に飛ぶ無数の光を眺める。

「あのさ・・・さっき言ったろ?」
「えっ?何?」
「わざわざこんな所で襲うかよって。」
「うん。」
「野明はどう受け取ったかわからないけど俺は、ちゃんと言う事言ってからじゃないとしないし。」
「・・・うん。遊馬っぽいね!」
「だからさ・・・。」
「何?」
「お前が好きなんだよ!」
「うん。あたしも。遊馬が好き。」

顔を寄せ合い、あたし達は初めてキスをした。

無数の光に包まれて・・・。

Fin

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
文字色
削除キー
公開設定