• ヘラルド・エース
• 発行：1994年初夏頃
• B5 版

フランスのギャスパー・ノエ監督による中編カルト映画「カルネ」が日本で初公開された時のチラシ。作品自体は1991年制作。大友克洋の他、ファッション・デザイナーのアニエスb、ロマーヌ・ボーランジェ、あがた森魚、岡崎京子、城ノ内ミサ、竹中直人、デニス・ホッパー、豊川悦治、中野裕通、袴田吉彦、候孝賢、丸尾末広、森園みるく、山口椿の絶賛コメント掲載。

• エース ピクチャーズ
• 発行：1996年4月6日
• 30p
• B5 版
• 定価 600円

監督ジャン＝ピエール・ジュネ、美術監督に B･D 作家でもあるマルク・キャロという、ジュネ＆キャロのコンビによる映画「La Cite des Enfants Perdus (邦題「ロスト・チルドレン」)」のパンフレット。作品解説に大場正明、推薦文は瀬名秀明、原田大三郎、植木野衣、吉野朔実、高山宏、寺尾次郎の文章があり、さらに大友、鈴木蘭々、田中章義、車谷浩司が作品へのメッセージを寄せています。大友克洋のコメントは、フランスの漫画界および映画界についてと、作品自体への感想。

• にっかつ
• 発行：1997年10月頃
• B5 版

大友克洋の実写映画「ワールド アパートメント ホラー」に主演したサブ（田中博樹）の第１回監督作品。大友作品「RUN」(「SOS 大東京探検隊」収録) 及びその実写映画「シャッフル」との類似・関連も指摘される、走って走って走り続けるノン・ストップ・ムービー。チラシには映画評論家と共に大友克洋のコメント掲載。なお、同じコメントが同映画のシナリオ本の帯にも使用されました。

• パルコ＋ザナドゥー＋クリエイティブ アクザ
• 発行：1997年6月頃
• B5 版

大友克洋とほぼ同世代のフランス B・D 作家、エンキ・ビラル (Enki Bilal) の監督第２作目、「TYKHO MOON」の日本公開時チラシ。高城剛、ケン・イシイ、永井豪と共にコメントを提供。なお、パンフレット にはこのコメントは収録されていません。

• 松竹
• 発行：1999年9月4日
• 40p
• B4 版
• 定価 800円

P･K･ディックの世界観と、いわゆるジャパニメーションの方法論、その他もろもろを、金にモノをいわせてゴッタ煮にした、力技の映画。樋口真嗣、押井守、村上ひさし、などに混ざって、大友もコメントを寄せています。ちょっとムカついてる感じ（笑)。

• ソニー・ピクチャーズエンターテインメント
• 発行：2001年1月頃
• B5 版

北久保弘之監督、企画協力押井守、キャラクターデザイン寺田克也という、強力なメンツによるフルデジタル・アニメーション映画のチラシです。さすがに親しい仲ということでか、割と長めのコメントになっています。ちなみに、「BLOOD」公式 web のコメントと同一。

• ケイブルホーグ株式会社
• 発行：2001年1月頃
• B5 版

メビウスがデッサンを担当したルネ・ラルー監督のアニメーション映画のチラシです。単館もの。コメントは一行のみ。また、この映画の雑誌広告などにも同じ大友コメントが使われています。

• ケイブルホーグ株式会社
• 発行：2001年1月頃
• B5 版

「サン・バーグズヒルの想い出 (「SOS 大東京探検隊」収録)」においてその影響が濃く出たこと大友克洋自身が明らかにしている、映画監督サム・ペキンパー。その彼の反戦映画「戦争のはらわた」のニュー・プリント版ロードショーを告知するチラシ。大友克洋は、各界著名人と並んでコメントを寄せています。短いながら、気持ちがよくわかるものです。他、阿部和重、アレックス・コックス、押井守、小林源文、篠崎誠、STEINER、高橋洋、田口トモロヲ、寺島進、野中柊、花くまゆうさく、樋口真嗣、みうらじゅんのコメント、および同時配布の別チラシには川本三郎による解説とブレヒトのコメントが掲載されています。

• アスミック・エース エンタテインメント株式会社
• 発行：2002年5月中旬
• A5 版

以前にも大友克洋のコメントが宣伝に使用された「ロスト・チルドレン」や、「エイリアン４」、「ジャンヌ・ダルク」で特撮監督をしてきたピトフが、キャラクター・デザイン、美術に「ロスト・チルドレン」のスタッフを呼んで作った「ハイパーデジタルアクション」（？）映画の DVD を告知する２つ折りのチラシ。映画自体のロードショー時に新聞等で使われていた大友克洋の短いコメントが再使用されています。更に、発売されたDVDにも同じコメントが使用されました。

• マッドハウス
• アスミック・エース
• 発行：2002年12月
• B5 版

黒田硫黄の作品「茄子」の一話、「アンダルシアの夏」の劇場版アニメーション制作決定を伝える先行チラシ。宮崎駿、寺田克也、菊田潤一、市川雅俊らとともに大友克洋のコメントが掲載されています。コメントはネットなどで使われたものと同一。

• マッドハウス
• アスミック・エース
• 発行：2003年５月
• B5 版

黒田硫黄の原作、「茄子：アンダルシアの夏」の劇場版アニメーションのチラシ第２弾。先行チラシと同じ宮崎駿、寺田克也、大友克洋のコメントが掲載されています。

• 株式会社エスピーオー
• 発行：2003年5月中旬
• A5 版

「Megamex War」の原作者とマンガ家としてニアミスしたことのあるアレハンドロ・ホドロフスキー（Alejandro Jodorowsky）の映画「ファンド・アンド・リス」、「エル・トポ」、「ホーリー・マウンテン」、「サンタ・サングレ／聖なる血」の４作品を一挙に収録した DVD Box を告知する２つ折りのチラシ。もともと彼の映画作品が好きだった大友克洋の推薦コメント入り。なお、同時期の映画ソフト情報誌等に掲載された広告にも同コメントが使用されました（確認しているのは「映画HIHO」とチケットぴあ会員向け雑誌「アワビ」の２誌のみ）。

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