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OTOMO KATSUHIRO Interviews
大友克洋インタビュー 1991 (雑誌、単行本)
Young Magazine 1991年1月8-14日合併号
- 「黒ブタ PARTY:大友克洋監督
ワールド アパートメント ホラー」 - 2p, b/w, 近影写真1点、映画「ワールド
アパートメント ホラー」からのカット3点 - インタビューア:不明
- 1990年11月頃?、場所不明
- 講談社
- 発行:1991年1月14日
- 332p
- B5 版
- 定価 220円
- 雑誌コード:28882-1/8・14
「ワールド アパートメント ホラー」撮影中の(恐らく)最初のインタビュー。企画スタートの経緯や実写を本格的に始めての感想など、面白い内容が語られています。また、「初めに企画ありき」で内容は予算などの枠内で決まっていったという話も。それと、プロデューサーである大崎裕伸氏の長めのコメントもあり。ブレストや撮影の様子など、興味深いです。
宝島 1991年3月9日号
- 「大友克洋による大友克洋のすべて」
- 4p, color, 写真2点、映画「ワールド アパートメント ホラー」
漫画作品からのカット多数 - インタビューア:不明
- 1991年1月頃?、場所不明
- JICC 出版局
- 発行:1991年3月9日
- 180p
- AB 版
- 定価 360円
- 雑誌コード:25912-3/9
主に公開前の「ワールド アパートメント ホラー」について。他に、大友漫画と映画の関係について、「じゆうを我らに」について等、大友克洋の映画と漫画の相関関係について語られています。また、インタビューの後ろには 2p の大友小特集があり、単行本、映像などについて写真入りで紹介されています。Streemline Pictures の Fred Patten によるアメリカでの「映画 AKIRA」の評価についてのコラム、「じゆうを我らに」の撮影裏話を語る久住昌之のコラムもあります。
ムー 1991年4月号
- 特別インタビュー「大友克洋 超常世界を描ききる
スーパー・ヴィジュアリストが放つ新感覚ホラー」 - 6p, b/w, 写真6点、映画「ワールド アパートメント ホラー」
漫画作品からのカット多数 - インタビューア:佐藤重彦
- 1991年1月頃?、場所不明
- 学研
- 発行:1991年4月1日
- 250p
- B5 版
- 定価 600円
- 雑誌コード:08511-04
「ワールド アパートメント ホラー」についてのインタビューで、掲載誌から想像されるように、「超常現象を描く」ということに的を絞ったインタビューとなっています。が、意外に常識的な質疑となっていて(失礼!)、見せ方、描き方のテクニック的な話を聞き出すことに成功しています。特にマンガでのカットの切り替えテクニックの話から、大友克洋が見る夢の話や、実は高所恐怖症である話などに持っていっていて、かなり興味深い内容となっています。また、同号の情報コーナーには、「ワールド アパートメント ホラー」公開を知らせる1ページ記事もあり。
アニメージュ 1991年4月号
- 「遅れてきた全共闘世代の原風景内:アパートとアジア人」
- 4p (1/4p), b/w, 映画「ワールド アパートメント ホラー」
からの写真4点、撮影中の写真1枚 - インタビューア:不明
- 1991年1月頃?、場所不明
- 徳間書店
- 発行:1991年4月10日
- 180p
- A4 版
- 定価 600円
- 雑誌コード:01577-4
同時期に実写映像を公開することになった大友克洋と押井(「ケルベロス」)を一括りにして特集した記事。両作品の紹介と、両方に共通して流れるものを探る文章と、両監督のミニ・インタビューで構成。大友インタビューは約1/4ページで、「なぜアパートなのか」という話と、撮影中の話を少しずつ語っています。
SPA! 1991年4月17日号
- 「BUNKA BAZAR:ちょっと漫画には飽きちゃったなあ」
- 1p, color, 近影1点
- インタビューア:不明
- 1991年2月頃?、場所不明
- 扶桑社
- 発行:1991年4月17日
- 142p
- A4 変形版
- 定価 280円
- 雑誌コード:23453-4/17
主に公開前の「ワールド アパートメント ホラー」についてのインタビュー。何故アジア人だったのか。何故アパートが舞台なのかなどが、かなりフランクに(笑)語られています。また、よく大友漫画は「老人や子供」が主人公であると言われますが、それについても何故かが語られています。そして、映画と漫画の制作の違いを語り、タイトルとなっている発言が。大友漫画ファンには何とも不安な発言ですが、まあ、それからずいぶん経っていますからね。それなりに面白いインタビューです。
DIME 1991年4月18日号
- 「PICK UP3 大友克洋:東京のアパートに住む
アジアの人たちが現代のアウトサイダーだ!」 - 2/3p, b/w, 近影1点
- インタビューア:不明
- 1991年2月頃?、場所不明
- 小学館
- 発行:1991年4月18日
- 180p
- A4 版
- 定価 260円
- 雑誌コード:24053-4/18
公開直前の「ワールド アパートメント ホラー」についてのインタビュー。なぜ東京に住むアジア人を描いたのか、撮影状況はどんな感じだったのかなど、映画に関する発言が主ですが、「破壊」にこだわる理由についても触れられています。分量は少な目ですが、割と充実した内容です。
CITY ROAD 1991年5月号
- 「ザ・ロング・インタビュー/ 大友克洋」
- 6p, color, 写真5点(うち1点は映画
「ワールド アパートメント ホラー」の一場面) - インタビューア:伊藤輿口多郎(口多は口へんに多の一文字)
- 1991年3月?日、場所不明
- エコー企画
- 発行:1991年5月1日
- 202p
- B5 変形版
- 定価 340円
- 雑誌コード:04305-5
実現しなかった、メトロファルスの為のプロモーション・ヴィデオについて、映画について、夢について、「壊すこと」について、今興味のある音楽、場所、嫌いなものについて、ホドロフスキーとの共作について。断片的ながら情報量の多いインタビューです。
エスクァイア日本版 1991年5月 Vol.5 No.5
- 「Man Power on the Moview SCENE I:
大友克洋が語る、「大友克洋であることの不幸」」 - 6p, color, 写真2点(うち1点は映画
「ワールド アパートメント ホラー」の一場面) - インタビューア:山崎浩一
- 1991年3月?日、東麻布アオイスタジオ・ミキシングルームにて
- ユー・ピー・ユー社
- 発行:1991年5月1日
- 238p
- A4 変形版
- 定価 874円
- 雑誌コード:11915-05
映画とマンガの関係、東京へ出てきた頃の話、マンガを描くときの頭の中、自分で映画を作ることについて、「ワールド アパートメント ホラー」の制作について、作品作りでは何をめざしているのか?等々。充実したインタビューです。
週刊プレイボーイ 1991年9月24日号
- 「多作の巨匠と寡作の巨匠の BIG 対談:大友克洋 vs.江口寿史」
- 4p, b/w, 写真3点、映画「老人Z」からのカット2点
- インタビューア:不明
- 1991年8月頃?、場所不明
- 集英社
- 発行:1991年9月24日
- 266p
- B5 版
- 定価 243円
- 雑誌コード:20674-9/24
当時制作中だった「老人Z」について、首謀者の大友克洋と、キャラクターの江口寿史の対談です。最初は「老人Z」のコンセプトなどですが、途中からは2人のお互いの作品に対する考え、少年誌、特にジャンプの漫画についてなど、興味深い内容が語られています。また、最後にはお互いの今後の話も。ほとんど実現しなかったようですが(笑)。
キネマ旬報 1991/10月号
- 「特別対談:大友克洋×川本三郎」
- 4p, b/w, 写真2点、映画「老人Z」からのカット1点
- インタビューア:不明
- 1991年8月頃?、場所不明
- キネマ旬報社
- 発行:1991年10月1日
- 216p
- B5 版
- 定価 796円
- 雑誌コード:20721-10/1
当時制作中だった「老人Z」について川本三郎が聞く、といった感じの対談です。まずは既に公開されていた「ワールド アパートメント ホラー」について、舞台となった場所についての話から始まり、「老人Z」の話に移行。大友作品と老人との関係、ニューシネマについて、その他映画一般についてなどが語られています。
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