Voices (2005-present) | Home | Links
OTOMO KATSUHIRO Interviews
大友克洋インタビュー 2013 (雑誌、単行本)
ユリイカ 3月臨時増刊号 総特集 世界マンガ大系
- 2つの座談会の発言再録
- 8+8p, b/w, 近影各1点
- インタビューア:-
- 2012年11月17、18日
- 青土社
- 発行:2013年2月25日
- 発売:2013年2月12日
- 246p
- A5 変形版
- 定価 1,300円
- ISBN:978-4-7917-0251-0
活発な邦訳タイトルの発売でBDへの注目が高まっていた2012年11月の中旬、『闇の国々』の作者であるフランソワ・スクイテンとブノワ・ペータースの二人、そして『ムチャチョ』の作者エマニュエル・ルパージュ、新鋭のバスティアン・ヴィヴェスがこぞって来日し、様々なイベントが開催されました。そのなかの二つ、学習院大学で行われた「BDにおける身体」という公開講座と、東京国際展示場で行われた「海外マンガフェスタ」に大友克洋が参加し、前出のBD作家らと対談を行いました。この本では、その2つの対談の様子をほぼ全文に近い形で再録しています。それぞれ8ページずつ。11月17日に行われた「BDにおける身体」は、夏目房之介が司会で、スクイテン&ペータースと大友克洋が、翌18日に行われた「海外マンガフェスタ」では、翻訳家の原正人が司会で大友克洋、ルパージュ、ヴィヴェスが対談するというものでした。いずれのイベントでも大友克洋はどちらかというと聞き手に回っているため、大友克洋についての情報量はあまり多くありませんが、マンガとBD、ひいては大友マンガにおけるBDの影響、逆に現在のBDに及ぼした大友マンガの影響などを知ることが出来ます。収録されている他の論考、インタビューも大変面白く、大友マンガを考える上で良い資料となるでしょう。
Voices (2005-present) | Home | Links
This page last modified at .