ゴミ捨て場で拾った赤ちゃんの名付け親『ゴッドファーザー』に勝手になった3人のホームレス。
クリスマスの夜。急転する「運命」の中で彼らが出遭う奇跡とは。

ハリウッドが認めた「才能」――今 敏監督の＜最新作＞！！

前作『千年女優』が、ドリームワークスの手により今秋全米公開され、注目を浴びた今 敏監督。その最新作『東京ゴッドファーザーズ』も、今夏、ニューヨークで開催されたBig Apple Anime Fest 2003でいち早くワールドプレミア上映され、全米のジャーナリストに高い評価を得た。スタンディング・オベーションが巻き起こる程の熱狂で迎えられた本作が、いよいよ全米に先駆け日本で公開される。

『アニマトリックス』を手がけたプロデュース・カンパニー、マッドハウスのもと、今 敏監督と本作でコラボレーションするのは、最高のスタッフ・キャストたち。脚本は、『カウボーイ・ビバップ』の信本敬子。音楽は『座頭市』を手がけたムーンライダーズの鈴木慶一。そして声の出演には江守徹、梅垣義明、岡本 綾といった個性的な実力派俳優が集結した。

ストーリー

ギンちゃん（自称元競輪選手）、ハナちゃん（心は乙女の元ドラッグ・クイーン）、ミユキ（愛に飢え性格のねじれた家出少女）──新宿で暮らすホームレス３人組の前に、意外なクリスマス・プレゼントがやってきた。ゴミの山の中に、生まれたばかりの赤ちゃんを発見したのだ。勝手に“清子”と赤ちゃんを命名し、ゴッドファーザー（名づけ親）となった３人組は、雪の東京を、捨て子の親を探してさまよい歩く。東京の裏舞台で、人生を生き抜くホームレスたちが、急転する「運命」の中で見つけ出すものとは何か。

オフィシャルサイトも公開中！！　 www.spe.co.jp/tgf

監督・原作・脚本・キャラクターデザイン■今　敏
脚本■信本敬子（『カウボーイ・ビバップ』）／音楽■鈴木慶一（『座頭市』）
アニメーション制作■マッドハウス／製作■「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会
2003年／日本／カラー／ドルビーデジタル／91分／ビスタ
ソニー・ピクチャーズ　ワールドシネマ／ジャパン作品
配給■ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
（Ｃ）2003　今 敏・マッドハウス/東京ゴッドファーザーズ製作委員会