ジキル博士のハイドを探せ −データベース全地球取材報告1−
昭和63年4月14日発行
著者 広瀬隆+BOX編集部
校正 田島八郎
発行所 ダイヤモンド社
ローヤル企画 松涛印刷
大島製本
途中で読み疲れて投げ出した本の中の一冊。データーベースを使いこなしたということになっている。しかしそれは1988年のデーターベースをいじって広瀬隆流にやってみたらこんな結果が出ましたという自己満足的な所があるのではないか?その責任は彼一人にあるのではないのだろうが、中途半端で作りかけの感は否めない。
例えて言うのなら、ビートルズのポールマッカトニーが、1979年に製作した2枚目のソロアルバム「McCARTNEY2」のように、当時最新の技術を用いて慣れないことしてるなあ、あんたは別のやり口の方がいいもん出来るのに・・・という感じ。
しかしこの作品は立花隆が絶賛していたらしい。私は読み疲れただけなのに、彼は読みこなしたのだろうか?続編が出ないのは、この作品製作を通して広瀬隆が、コンピューターやデータバンクに対して否定的な結論を出したからだと考えられる。この項地球の落とし穴に詳しい。
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