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2001/8/20(MON)13:12 - _ - e216192.ap.plala.or.jp - 762 hit(s)
李永植> A級戦犯はアメリカが勝手に付けた事だと言うかも
李永植> 知れないが、彼等は日本にとっても英雄にはなれない。
A級戦犯は「英雄」とされているわけではないと思いますよ。
靖国神社は祀られた戦死者をすべて「英霊」と呼びますが、
その中には、単に飛行機の故障で墜落して死んだ人もいるし、
いちども戦闘することなく戦地で病気にかかって死んだ人もいる。
とても「英雄」とは呼べない「英霊」もいるということは、
みんな承知しているはずです。
終戦までに死んだため、生きていれば戦犯とされたにちがいない人
も、いっしょにまつられているのです。南雲忠一や山本五十六のように。
そういう人はいいのだ、ということは、戦争で死ぬことを肯定する
ことになるでしょう。
近衛文麿という戦前の首相がいます。
この人は中国侵略を指揮した人なので、終戦後、GHQにより
A級戦犯とされそうになりました。
しかし彼は、服毒自殺しました。裁判にかけられることなく死に、
A級戦犯にはなりませんでした。
では、この近衛文麿と、裁判を受け刑に服した東条英機の、
どちらがより非難されるべきでしょうか。
戦争責任の問題は、「A級戦犯」という枠で簡単に片づけられる
ものではないのです。
小泉首相は、A級戦犯については何も言及せず、ただ、
「死んだら靖国で会おう」と言って死んでいった人々のために、
と言っていたと思います。
そういう人々のために、靖国に行く。
引き取り手のない遺骨となった人のために、千鳥が淵へ行く。
空襲で死んだ人のために、3月の東京大空襲追悼式に出席する。
沖縄戦で死んだ人のために、6月に沖縄戦犠牲者追悼式に行く。
原爆で死んだ人のために、広島と長崎に行く。
そこには、戦争での死者をできるだけ多く追悼しようという、
ひとつの徹底した意志が見つかります。
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[1896] 靖国参拝について 2001/8/20(MON)03:42 李永植 (901) |
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