|
++ 六文銭の由来 ++ [ 家紋・旗印に使用 ] 真田幸隆公の考案によるものでござる。 六文銭は六連銭(むつれんせん)ともいい、 死者の棺に入れる六道銭を表わす。 六道とは仏道でいうところの、 ( 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上 ) の冥界のことで、六道銭とは、 三途の川の渡し賃のことでござる。 これがあるから、死人は安心して 冥土へ旅だっていけるのでござる。 これを旗印に掲げるということは、つまり、 「(六文銭を携えているから)いつにても (心おきなく)死んでみせよう」 という、兵士の「不惜身命」の 覚悟を表わしたものでござる。 まことに、恐ろしき旗印といえよう! |
|
Last up 2000/04/26 | ++ 六文銭のお話 ++ |