ほめてもらっておいて、恩知らずにもたびたびからかい半分にリンクしちゃってるテキスト庵内。
実は、このサイトって、わたしにはなくてはならないものになりつつあります。お役立ち度大! なんです。RANDOM ACT さん、じゃないや、とりみきすけ さんより、よっぽど依存しているかもしれません。
おこがましくも Web Watching なんてタイトルをつけたコンテンツをやっている以上、いろんなサイトを読みに行くわけですが、1行コメントなどから嗅覚を働かせても、なかなか、おもしろい、と思えるところを開拓するのはむずかしいです。日記猿人や、Read Me! で得票やカウント数の多いところに行ってみる、というのは、確かにはずれは少ないですが、自分の感覚にマッチするとは限りませんしね。
で、テキスト庵内がそこに登場するわけなんですが。このサイトの作者が酷評している、または無視している女性が作者のサイトって、すごくアタリが多いんです。
たとえば、たったふたつしかない反面教師サイトに選ばれている主婦、日常を振り返る。いやー、思いっきり、ツボにはまりました。イラストといい、文章といい、淡々と見えて、ひとひねりある、複雑な味わい。お子ちゃまには、こういう味はわからないかもしれません。ちなみに、反面教師サイトに選ばれているもうひとつのサイトは、作者の性別は不明。
「親バカ日誌」改め Men plan, God laughs なんて、きのうきょう読み始めたわけじゃないですが、饒舌の中にきっちりとおさえるべきところはおさえてる、ビリーさんの感覚に一度寄り添ってみると、長さなんてぜんぜん苦になりません。 Spinning! にしたって、仕事にいきいきと取り組んでいるさわやかさ、自分自身の感覚も相対化できる賢さに、なーんで気づかないかなぁ、という感じ。
まあ、ほかにもいろいろあるんですが。おもしろいほど、受け取り方が正反対なんですよね。もちろん、テキスト庵内でほめられているサイトがつまんないということはないです。自分自身も、ほめられてるわけだし。(笑)
でも、最初から自分のキライなカテゴリーを決めておいて、読む前からもう受け付けない、と決め込んでいるような態度はもったいないなぁ、と思いますね。好きか嫌いか決めるには、やっぱり味わってみないと。オトコの好き嫌いを決めるのには、そうもいきませんが、どのサイトを好きになるか決めるまでには、いくらでもお試しできますものね。