Pillow Talk
Past
2001.1.3 Wed. 謹賀新年 |
みなさま、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も「Pillow Talk」並びに「Mari's Web Watching」をどうぞよろしくお願い申し上げます。 これだけ、更新をさぼっていたのだから、とっくに忘れられただろうと思っていたら、どちらのページもアクセスがそれほど減っていません。Pillow Talk のほうは、Diary Directory の新しいカテゴリ「恋日記」に登録を変更したせいなんですが、Web Watching のほうは、ずいぶんあちこちからリンクしていただいています。お正月休みでのんびりしているのだから、それについて書きたいところなのですが、帰省中のこととて、落ち着いて文章を書ける状態ではありません。ということで、とりあえず新年のごあいさつだけしようと思ったわけです。 日記猿人も日記才人にリニューアルしたので、今回が記念すべき第1回の更新報告となります。ボタンのほうは、まだちゃんと直してないので、押してくださる人にはご迷惑をおかけしますが。 食べ過ぎてジーパンがきついです。今年の抱負は、もちろんダイエット。春物のすてきな白いスーツが目標です。ダイエット開始は、やっぱり仕事が始まってからですね。って、それがいけないんですよね。「今」からやらないと。しかし、きょうの夕食はお寿司食べにいくことになっているのです。むむむむ。と、悩みつつ、今年も始まってしまいました。いや、めでたいめでたい。(←どこが?) |
2001.1.10 Wed. 写真入り年賀状 |
子どもの写真入り年賀状。わたしも彼も年齢的に幼い子どもを持つ友人が多いので、やはりうちにも何通も来ます。友だちの顔なら、ひさしぶりに見たいな、と思っても、会ったこともないその子どもの顔ばかり毎年では、やはり「あーあ、こいつもか」という感想しか出てきません。学生のころ、休みに子どもの手をひいてスーパーに買い物に行くような若い父親を見て「オレはぜったいああならない」なんて息巻いてた人からも、赤ちゃんのどアップ写真が届いたのには、さすがに苦笑しました。こんなに評判が悪いのに、どうしてこうだれもかれも、写真入り年賀状のワナにはまっていくのでしょうか。 どうせなら家族全員の写真が見たい、と思っても、子どもたちだけなら普段着でもそれなりにかわいいけれど、おとなのほうは、伸びたトレーナーとか、何年前のだかわからないケミカルウォッシュのジーンズでは写るわけにいかないし、母親のほうは、化粧しなきゃ、とか、美容院に行かなきゃ、という話になってしまいます。というわけで、家族写真もたまに来ますが、庭で撮ったスナップみたいなのじゃなく、子どもの七五三や幼稚園入園のときに、ちゃんと正装して写真屋さんで撮ったものがほとんどです。 自分の友だちならともかく、彼の友だちの家族写真には興味がないので、ちらっと見ておわり、というのがふつうなのですが、今年来た1枚は、彼の目を盗んで、穴があくほど眺めました。 スーツ姿で写っているおとうさんとは、彼と暮らしだしてすぐ、いっしょに飲んだことがあります。わたしたちの新生活をとても喜んでくれて、いやに、しみじみと語るなあ、と思っていたら、その人の感慨にはわけがあったのでした。 その人と彼とは、高校生のころからの同じ趣味の仲間だったのですが、彼がそのころつきあっていた彼女も、その仲間内にいたそうです。そしてよくある話なのですが、その彼女は彼を裏切ってその人のもとに走り、数年後に結婚したとのこと。 わたしから見ればふしぎなことに、それから十数年、彼女をとられた彼と、彼女をとったその人とは、ときどき会って話をする程度のつきあいが続いていたそうです。その人は、30すぎても独身でいた彼に、やはり負い目を感じていたのでしょう。だから、彼がわたしという伴侶を紹介したとき、あんなに喜んだのに違いありません。 なんだかまわりくどい説明になってしまいましたが、要するに家族写真に写っているおかあさんのほうは、その彼女だというわけです。彼のむかしの彼女。いまさら嫉妬ではありませんが、もちろん興味津々です。地味な黒いパンツスーツを着ているその人は、目がぱっちりとして、少女っぽい雰囲気のとてもきれいな人でした。小学生の子どもがいるようには見えません。はっきりいって、ぜんぜん負けています。なるほど、これじゃ取り合いになるわけだわね。と、妙なところで納得したりして。 実はわたしのほうも、むかしつきあっていた彼から、いまでも毎年年賀状が来ているのです。おあいこかな。彼はそのことは知りませんけど。 |