| 作者 | 伯方雪日(おっぺ)
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| 公的データ | 後楽園のゴミ捨て場に刃物で胸を一突きされて捨てられていた死体は、襟足から後頭部にかけての髪が、乱雑に、地肌が見えるほど切られていた。事件を担当するのは富坂署の三瓶と城島のコンビ。格闘技ファンの城島の指摘で、被害者がカタナというマスクマンではないか、という可能性が浮かび上がる。プロレスも格闘技も両方こなすという新しいスターだった。そして、さらに殺人が……。格闘技を真っ向から取り上げた初の本格ミステリ。解説=笹川吉晴
【著者の言葉】 「強くなりたい」「一番になりたい」――誰もが隠し持っているそんな思いを、下品なまでに剥き出しにしてしまうリングという蟻地獄。 死んでもいい。殺されてもいい。たとえ一瞬でも「最強」という恍惚が得られるのなら。 そんな男たちへの、敬意と愛情を込めて、この物語を書きました。 ──伯方雪日(おっぺ)
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| 感想文等 | 板垣恵介「グラップラー刃牙」を読んで面白いと思っていなかったら、そもそも読まなかったかも(^^;)。プロレスとかには殆ど興味のない少年だったし。ミル・マスカラスとかタイガーマスクとかの、いわばジャッキー・チェン的アクションは観てて楽しかったけれど、それ以外の、ほんとに「プロレス」って感じのクンズホグレツには興味が湧かなかったのだ。 それはまあともかく、この長編では、第3話が一番面白かった。理由はまあ、推して知るべしで(笑)。私はこの手のネタがミステリの中でやっぱり好きなのだ。 それにしても、第4話は表題にもなったわけだけれど、やっぱり板垣恵介「バキ」でありました。最凶死刑囚。シコルスキーは無念だったけど(笑)。(おっぺ)
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