語る「万華鏡」

(「時の鳥籠」に書き足す)

作者	浦賀和宏
公的データ	私はこの子がそう遠くない未来に死んでしまうことを知っている。初対面の少女の自殺を、なぜか「私」は知っていた。「私」の生まれてきた理由は、その少女を救うためだから。。。少女に出会った途端、意識を失った「私」が過去を語り出すとき、日常はあっけなく崩壊していく。著者の感性が前編に横溢する新エンターティメント。
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