項目名 | ロボコン(邦画) |
読み | ろぼこん |
分類 | 青春映画 |
作者 | |
公的データ | 脚本: 古厩智之 出演: 長澤まさみ 小栗旬 伊藤淳史 塚本高史 うじきつよし 荒川良々 平泉成 鈴木一真 高専に通う里美は何事にもやる気ゼロの落ちこぼれ生徒。授業の課題だったロボット製作も手を抜いたばっかりに1ヵ月の居残り授業が確実に。それを免れる条件として担任の図師は“ロボット部に入って、ロボコンに出場する”という妥協案を出してきた。実は、わずか3人のロボット部は1人がほとんどユウレイ部員と化していたせいで、大会出場規定の3人を満たせずピンチに陥っていたのだった。他の2人もどうしようもない変わり者だったが、居残り授業よりはマシと、渋々仮入部する里美。そして、とりあえず地方大会へと出場するのだったが…。 |
感想文等 | デンデンガンガンホイデンガンで、ロボ根性で、ウララ〜で、声が山本圭子のロボコンが私にとっての「ロボコン」なのだ。 なのに、この映画は平気で『ロボコン』などというタイトルでロボコンの出てこないお話を作っている。許せん、なんて(笑)。 この映画での「ロボコン」とは、ロボット・コンクールのことで、「鳥人間コンテスト」のようにアマチュアが(高専の生徒達らしい)地力で作ったロボットの力量を競い合うものなのだ。 私は知らなかったのだが、この「ロボコン」は実際に行われているもので、ピンクルはお兄ちゃんと一緒にテレビでよく観ていたらしい。 なんだか、ついこの間観た『スウィングガールズ』みたいなプロットだなあと思いながら観ていたのだが、あれほどの面白さには欠けている。それでも、ヒロインの清々しさもあって楽しく観ていることができた。いよいよロボコンが始まると、「ナレーター本物だよ」とピンクル。 どうやら本当のロボコンそのものをきっちり模しているらしい。 どちらかといえば、このロボコンそのものが始まるまでのドラマの方が自分にとっては面白かった。実際のロボコンを観てきていたピンクルなどにはまた違った楽しさが有っただろう。 つまりは、カメには楽しめる要素が一枚足りない憾みはあったかもしれない。 少し、くやしいなあ(笑)。(おっぺ) |