語る「万華鏡」

(「ロンドン橋が落ちる」に書き足す)

ロンドン橋が落ちる(ろんどんばしがおちる)

項目名ロンドン橋が落ちる
読みろんどんばしがおちる
分類ミステリ小説

作者
  • ディクスン・カー
  • 公的データ
  • 1957年、ジェフリー・ウィンはモーティマー・ラルストン卿の命令でパリに赴き、退廃的なルイ15世の「鹿の園」から恋人のペッグ・ラルストンを救い出し、イギリスへ向かった。
     大富のモーティマー卿は孤児の姪ペッグを深く愛して、その行く末を案じているようだった。
     だが、ドーヴァーからテムズ河の霧をぬってロンドンに急行したウィン一行を待ち受けていたのは、急に弱気になったモーティマー卿を思うままに操り、ペッグに激しい憎悪の攻撃を向ける卿の愛妾ラヴィニアの存在だった。
     難を避け、ロンドン橋をさまようペッグ。
     その跡を追ったウィンはようやくペッグを掴まえる事ができたが、それも束の間、二人は橋に住む謎めいた老婆の奇怪な死に遭遇し、事件に巻き込まれていった。
     実在の文ローレンス・スターン、盲目の判事フィールディング、美貌の貴婦人、剣術の名手などの多彩な登場人物をロンドン橋、蝋人形館、ニューゲイト監獄の舞台に配して描くカー得意の歴史本格ミステリ
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