項目名 | 返り討ち悲話 |
読み | かえりうちひわ |
分類 | 必殺シリーズ |
作者 | |
公的データ | 江戸に潜んだ仇討ちの相手を求め、呑まず喰わずの生活も早5年。明日無き暮らしの中でふと迷いが走った時、男は妻と子供の幸せを思いやる事は出来なかった。 脚本:保利吉紀 監督:原田雄一 【キャスト】 中村主水/藤田まこと 鍛冶屋の政/村上弘明 お玉/かとうかずこ 絵馬坊主の蝶丸/桂朝丸 かげろうの影太郎/三浦友和 |
感想文等 | 話としては普通で、別に駄作ではないですなー。この程度のレベルなら、「新・仕置」にだっていくらでもある。 なのに面白さとして違うのは、主役たちの熱さの問題かな。。。? 同じかたきうちものとしては、ファースト仕事人の方の3話「仕事人危うし!あばくのは誰か?」にかなうものではないのはしょうがないし。 なんとか影太郎のキャラ1つで持たせていて、正直、ここでの主水はコメディ・リリーフって感じで。。。 いつから主水は順之助になったんだよ(^^;) それにしても、影太郎ってのは、仕事人としての最後最高のキャラではないか? 「仕事人は正義の味方」という意味での。 秀や勇次、そして政、竜辺りよりも、誰よりも「悪」でない、何だか真田一球さんみたいな仕事人という、前代未聞のキャラではないか? かつての秀のように悩むでもない、のちの政のように抜け殻になるでもない、「正義」に酔うのでも熱くなるのでもなく、けれど「悪」を標榜もしない、軽々と生きている。言ってみれば、ある意味では不思議なことに念仏の鉄にも近い、面白いキャラだったように思えてきました。 惜しかったよなー、風雲竜虎編。。。(おっぺ) |