語る「万華鏡」

(ウルトラQ 〜dark fantasy〜)

ウルトラQ 〜dark fantasy〜(うるとらきゅーだーくふぁんたじー)

項目名ウルトラQ 〜dark fantasy〜
読みうるとらきゅーだーくふぁんたじー
分類特撮

作者
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  • 公的データ
  • 日本の特撮史、映像史にその名を刻む不朽の名作「ウルトラQ」。38年ぶりの新作となる〜dark fantasy〜は、過去の作品の魅力をそのまま引き継いでいる。出演は袴田吉彦、遠藤久美子ほか。(おっぺ)
  • 1踊るガラゴン
    2らくがき
    3あなた誰ですか?
    4パズルの女
    5ヒエロニムスの下僕(しもべ)
    6楽園行き
    7綺亞羅
    8ウニトローダの恩返し
    9午前2時の誘惑
    10送り火
    11トーテムの眼
    12夢見る石
    13影の侵略者
    14李里依とリリー
    15光る舟
    16ガラの大逆襲
    17小町
    18後ろの正面
    19レンズ越しの恋
    20密やかな終幕
    21夜霧よ、今夜も…
    22カネゴンヌの光る径(みち)
    23右365度の世界
    24ヒトガタ
    25闇
    26虚無の扉
  • 感想文等
  • 別に旧作をリアルタイムで見ていたわけでもないので、さほど旧作との違いだのなんだのの思い入れはない。ただ、どうせ「今」作るんなら、「世にも奇妙な物語」とかとは一線を画した、ちゃんと「ウルトラ」な、特撮ストーリーにしてほしいな、、、とは思った。「ウルトラマンティガ」とかで見せてくれたファンタジーやドラマを、ウルトラマンのいない世界で描けば、それは「ミステリーゾーントワイライトゾーン)」日本版として、ほんとにいいものになるんじゃないかな、と思ったので。。。
     でも、1話、2話と見ていって、どうにももどかしかった。時間が短すぎるのか? SF感覚が足りないのか? 特に、2話の「らくがき」なんて、イメージとしては凄く面白い話になりそうな感じだったのに、出来上がっていたものはどうにも中途半端な感じで。。。
     3話の「あなた誰ですか?」も、かなり捻ったSFになるかと思いきや、ウヤムヤ。。。
     4話「パズルの女」あたりで感じたのは、むしろこれ、古くないか? ということ。前「ウルトラQ」と時代的に変わらない造りで。。。うーん、つまりそういう意味で造ってあるのか? わざと? それならそれでも仕方ないけれど。。。
     それ以降、かなりダラダラと見続けていたのだけれど、少し「あ、面白かった?」と思ったのは、9話「午前2時の誘惑」、でもこれ、さとう珠緒が面白かったのかも。。。(^^;)
     と、思っていたら、10話「送り火」がなかなかよかった。思わず、「やればできるじゃないか」と言ってしまったことよ(笑)。そこそこの「ウルトラマンティガ」なみ?(笑)。
     続く11話「トーテムの眼」は、最初から「あー、猿の手だー、猿の手だー」と思いながら見ていたのだが、最後の最後をああいう終わりかただとちょっとギャグでは? せっかくちゃんとホラーだったのに。
     惜しかったのは、12話「夢見る石」。ウルトラマンのいない世界で、いかにもなウルトラ。ただ、エイリアンの描き方が少しえぐいのと、「スタードロップ」の扱いがやっぱり中途半端。あのドロップを町に広めることで、たとえばドロップがエイリアンの体内から作られていたようだから、ドロップの作用で、、、というなら話がわかるのだけれど、ただの麻酔用なら、あんなふうに意味ありげに描写した意味が。。。大人の愁を誘うために、あの昔風のドロップを使い、ドロップを食べた大人は。。。という感じのほうがプロットとしてはわかる気がする。エンディングも、「大人には大人にしか持てない夢がある」とでもやってくれたほうが後味はいい。ぎりぎり、惜しかった。
     13話「影の侵略者」は、10話「送り火」同様の「影の神話・伝説」を使ったエピソードで、この両者はとてもよく似ている。どちらもいい線いっている。そして今一歩なのだが、、、これは、ウルトラマンがいないせいなのだろうか? ウルトラマンがいれば、前提条件がもっとすっきりするのだろうか? そういうわけでもないと思うのだが、なんだか今ひと押し足りなかった。尤も、「影の侵略者」のヒロイン役は美しくてよかった←趣旨が違います(x_x) ☆\(^^;) 。。。って、ふと調べたら、この女優さん、「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」のヒロインの子かあ、、、そして「仮面ライダー555」で一瞬出ていたデルタのサヤか、、、(;゜〇゜) わかんなかったなあ、、、

     ここまでで、1クール。尻上がりによくなってきている感じなので、なんとかこのまま上がり続けていってほしいものだ。(おっぺ)
  • 第17話「小町」。
     いやー、先は読めるし、どうして?というツッコミどころ満載のエピソードなんだけど、ハリケンブルー演じる「小町」がなんとも可愛らしいのと、これはきわめて個人的なことなんだけど、この小町が車にはねられるシーンがあまりにビックリする画だったので、すごく印象的。
     主人公のとっても願望充足ファンタジーでしかないけど、その分よっぽど楽しくできていたと思う。(おっぺ)
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