語る「万華鏡」

(白夜行)

白夜行(びゃくやこう)

項目名白夜行
読みびゃくやこう
分類ミステリ小説

作者
  • 東野圭吾(おっぺ)
  • 公的データ
  • 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 事前に、ネット上で毀誉褒貶(?)を読んでいたのでどうなんだろうと思いながら読みました。うむ、この構成は取っつきにくいと言えば言えるかも。

     読んでいって、主人公と言うべきか、「真犯人」のふたり、特に女性側に対して「怖い女性だなあ。。。」と思いながら読んでいったのだけど、ラスト4ページ、その時点で、なんて淋しいんだろう。。。と思ってしまった。。。

     そして、彼女は独りになった。

     けして振り向かなかったけれど。(おっぺ)
  • 主人公はあの2人なんですよねー。
     私にとっては、最後4ページでそれまでの印象がぐるっと変えられてしまったのですよね←甘いと言えば甘い。
     白い闇の中を、2人で自分たちだけを守るために歩いている。。。 そんなイメージが最後4ページで浮かんできてしまった。。。(おっぺ)
  • せつない。
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