語る「万華鏡」

(ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件)

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件(ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのさつじんじけん)

項目名ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件
読みふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのさつじんじけん
分類ミステリ小説

作者
  • 橋本治(おっぺ)
  • 公的データ
  • テレビで横溝正史ミステリーを観た鬼頭千満おばあちゃんは、テレビの登場人物が鬼頭家の人びとと酷似していることに驚いた。「我が家にも恐ろしいことが起こる」と怯えたおばあちゃんは優な探偵の登場を顧った。…で、僕・田原高太郎が鬼頭家を訪れることになったのだ。だがその日、おばあちゃんは絞殺されてしまった。呪いか崇りか。かくして僕の奮闘が始まった。青春ユーモア・ミステリー長篇。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 橋本治という人の小説を読むのは初めてだと思う。ちらちらとエッセイのようなものは読んで、なんとなーく面白いかもしれないなとは思いつつ、そのエッセイもまともに一冊読んだという記憶はない。
    でも、この本はミステリーだというので読んじゃった。私はそういう手の人間である(笑)。
    なんだか、ニョロりんさんに教えていただいて読んだ、芦原すなおの作品の感覚にも似ているような気がする。が、もっと陰惨かもしれなかった。タイトルやら、作者へのイメージから、もっとおふざけな作品かと思っていたが、もっとずっとずっと、ちょっと悲しく、陰惨だった。読み終わったばかりなので、だいぶ文体的に影響されて書いている気もするのだが、それはおいといてしまう。

    おちゃらけてギャグのノリで始まっていたけれど、それでまた、カバーデザインがちゃんと田原高太郎になっているので笑えるのだけど、読み終わったら、これがまたふざけて始まった理由というのがあったということになっていて、はめられていた形だった。

    メタミステリであってミステリであってミステリでは全然ないような気もするのだけれど作者が推理小説だというのだから推理小説でいいんだろうと思う。

    それにしても、この文庫の、天野祐吉の書いている解説は先に読んではいけません。恐ろしいことに直接はっきり「犯人」が書いてあります。読んでしまいました。ちょっと悲しかったのですが、読み終わってからはさらに哀しくなりました。

    実は壮絶な話だった。(おっぺ)
  • ふしぎとぼくにはなにかいんしょうがのこる殺人事件
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