語る「万華鏡」

(名探偵が多すぎる)

名探偵が多すぎる(めいたんていがおおすぎる)

項目名名探偵が多すぎる
読みめいたんていがおおすぎる
分類ミステリ小説

作者
  • 西村京太郎(おっぺ)
  • 公的データ
  • 別府航路の船上で一堂に会した世界の名探偵、メグレ、クイーンポワロ明智の4人に、かのルパンから届いた挑戦状。ルパン対4人虚々実々の対決はかくして幕をあけるが、ルパンに狙われた宝石商はのかかった船室で殺害され、宝石も奪われる。ルパンは密室殺人で4人に挑戦してきたのか。会心パロディ。(おっぺ)
  • 感想文等
  • エラリーポアロ、メグレ、明智に、今回はアルセーヌ・ルパン怪人二十面相が対峙するという凄まじい趣向(^^)。

     ルパンシャーロック・ホームズが戦ったときの話や、明智黄金仮面と戦ったときの話なども引き合いに出されていて、これがまたなんだか面白い(笑)。

     中高生の頃読んでいたときは、解決の仕方がなんだか肩すかしに思えたけれど、これが本当に「知恵の戦い」なんだろうな。やはり肩すかしな気はするけど(笑)。

     二十面相はともかく、ルパンは小学生時代のヒーローだったから、あんまり負けてほしくないんだけどな(笑)。

     それから、これは内容とは関係ないけど、どうして講談社文庫、この「。。。多すぎる」だけ活字が他となんだか異なってるんだ? ちょっと雰囲気が違っちゃうんだけど(^^;。(おっぺ)
  • 第一作の「名探偵なんか怖くない」よりも、こちらの方が各名探偵の内面が書かれていていい。
    明智クイーンポアロ、メグレ競演シリーズ第2弾。ルパンや二十面相も出てくる大サービス。
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