語る「万華鏡」

(ゼブラーマン)

ゼブラーマン(ぜぶらーまん)

項目名ゼブラーマン
読みぜぶらーまん
分類特撮映画

作者
  • 三池崇史
  • 公的データ
  • 監督: 三池崇史
    脚本: 宮藤官九郎
    出演: 哀川翔 鈴木京香 内村光良 市川由衣 近藤公園 安河内ナオキ 渡辺真起子 古田新太 麻生久美子 袴田吉彦 柄本明 岩了 渡部篤郎 大杉漣

    2010年の横浜市八千代区。小学校のダメ教師、市川新市。妻には浮気され、娘は援交、息子はイジメにあい、いまや学級崩壊に加えて家庭も崩壊。そんな新市の憧れは、34年前にあっさりと番組打ち切りとなった幻のヒーローゼブラーマン”。記憶を頼りに自作のコスチュームまで作り、夜な夜な通りを歩いていた。ところがちょうどその頃、八千代区では様々な異変が起こり始めていた。どうやらUFOが墜落したらしいとの噂。そしてついに、新市=ゼブラーマンはある日、謎の怪人“カニ男”と遭遇してしまうのだった。
  • 感想文等
  • ヒーロー物のパロディなんだろうな、と思って観始めた。島本和彦のヒーローパロディコミックみたいなもの――けれどもたぶんは、ヒーロー物への適当な認識から、的外れになっている……そんなふうに思っていた。
    観てみると、確かにパロディ的なところは多いが、スタンダードなヒーロー物のプロットとストーリーなのに、かえってビックリしてしまった(笑)。主人公がヒーローに憬れたまま大人になり(但し、その憧れの対象は「ゼブラマン」限定らしい)、ダメ教師の日常とゼブラマンコスプレと中村主水的家庭生活を送りながら、何故か突然本当にゼブラマンの能力を身に付け(このあたりポコイダーと変わらない)、コスプレスタイルのままでコスプレスタイルの怪人を倒して行く。この辺は永井豪以来のパロディヒーローそのものだ。
     次第に「敵」が本格的な姿を見せ始め、物語そのものがシリアスに転換していく。この辺も伝統である。
     主人公が哀川翔で、ヒロインが鈴木京香だから全体が引き締まっているのだが、だから決して斬新な作品というわけではないのだ。ふだんヒーローマンガや特撮番組なんて観ないよという人には感じられ方が違うかもしれない。
     ゼブラナースは面白かった(笑)。(おっぺ)
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