語る「万華鏡」

(鉄面党デビラーの最後)

鉄面党デビラーの最後(てつめんとうでびらーのさいご)

項目名鉄面党デビラーの最後
読みてつめんとうでびらーのさいご
分類特撮

作者
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  • 公的データ
  • スーパーロボット レッドバロン」第26話。
  • 感想文等
  • 世界の国々が誇るスーパーロボットが一同に会したロボット博覧会が襲撃され、日本のレッドバロンを残して、他のロボット達が全て奪われてしまった……という設定だったと思う。あとは、奪われた各国のスーパーロボットが次々と悪の組織面党に操られて攻めてくるのを、レッドバロンが迎え撃つ。奪われたロボットがネタ切れになると、面党オリジナルのロボットに変わる。要は、マジンガーZの実写版みたいな特撮作品だったわけだ。
     バロンパンチのエフェクトは印象的だが(ロケットパンチなのだが、発射されるや画面いっぱいに『バロンパンチ』という文字が現れ、発射されたバロンパンチがその文字を粉微塵に砕くのである……(^^;)。最初見た時は初登場の武器だから、紹介として文字が現れたのかと思ったが、しっかり最終回まで現れ続けた……)、やはりマジンガーの有無を言わせない魅力はなく、巨大ロボはやはりアニメに限るなあとか思ったはず。逆に、等身大のアクションは実写に限ると思ったのは「アステカイザー」のせい(笑)だが、それはさておき……
     この「レッドバロン」での印象深いエピソードは第一部最終章たる第26話。なにしろ、「必殺」よろしく主人公側のチームメンバーが2人も惨死してしまう。
     レッドバロンの操縦者である主人公・紅健はSSIという正義のチームの一員であり、仲間たちと力を合わせて、悪の面党とずっと戦い続けてきた。
     しかし、この第一部最終章で、穂積ぺぺ演じる親しみ深いコミックリリーフキャラの大作はこともあろうに人間爆弾にされ、仲間を守るために孤独に爆死していく。
    チームのキャップ大もまた、面党の首魁デビラーと血みどろの死闘を展開した挙句、非業の死を迎える。かなりハードな画面だったのだ。
     それまでの特撮ヒーロー番組で、こうした悲壮なストーリーがなかったわけではない。しかし、基本的にはシリアスなプロットを持ちながらも、前述のバロンパンチに見られるように、楽しく痛快な演出で造られていたはずの「レッドバロン」でここまで描かれるとは……
     この第一部最終章は或る意味打ち上げ花火で、次の回からは「宇宙面党」なるネーミングで新生の敵が登場、オープニングやエンディングも軽快なタイプに一新と、まるでシルバー仮面がジャイアント化したときのような変転を見せる。「イナズマン」が「イナズマンF」になったときとは逆に、一気に明快なアクション性が強まったのだ。
     コミックリリーフの大作がいなくなったせいで(?)、クールなアオレンジャー的ポジションだった哲也が健と一緒になって地面に座り込んでスイカか何かにかぶりついているのを見て愕然とした記憶があるのだ(笑)。
     いずれにしろ、個人的に「レッドバロン」といえば、この第一部最終章に尽きるのだ。――あと、バロンパンチ(笑)。あのエフェクトはなんだったんだろう……(笑)。(おっぺ)
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