項目名 | 花嫁に迫る舅の横恋慕 |
読み | はなよめにせまるしゅうとのよこれんぼ |
分類 | 必殺シリーズ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | 息子の嫁に手を出すとはと思ったが、この息子も養子。とことん陰湿な悪人だ。こういう悪賢い悪党が仕事人後期では見られなくなった。 しかし、商売人たちにあまり精彩がないので、一本の話としては印象には残らないようだ。この終盤に及んでも、新次というキャラクターがかつての仕置人たちのような魅力を沸き立たせてくれないのは残念。主役ではなくても、たとえば印玄にはかなりのファンも付いているはず。石屋の大吉も、印玄ほどではないが、強い印象を残すキャラクターではあった。己代松の魅力は言うに及ばない。 からくり人のような群像劇でもないのに、せっかくの新キャラクター(考えてみれば、おせいも仕事屋のおせいだとすれば、紛れもなくこの商売人の布陣の中で唯一の完全な新キャラクターはこの新次ではないか)があまり印象強くないというのは、この商売人というドラマの最も残念なところだったかもしれない。(おっぺ) |