語る「万華鏡」

(月の砂漠をさばさばと)

月の砂漠をさばさばと(つきのさばくをさばさばと)

項目名月の砂漠をさばさばと
読みつきのさばくをさばさばと
分類文芸小説

作者
  • 北村薫(おっぺ)
  • 公的データ
  • 9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮し。毎日を、とても大事に、楽しく積み重ねています。お母さんはふと思います。いつか大きくなった時、今日のことを思い出すかな―。どんな時もあなたの味方、といってくれる眼差しに見守られてすごす幸福。かつて自分が通った道をすこやかに歩いてくる娘と、共に生きる喜び、切なさ。やさしく美しいイラストで贈る、少女とお母さんの12の物語。(おっぺ)
  • 感想文等
  • いくら北村薫の作品でも、児童ものっぽいのはどーかなー。。。と思いながら買ってきたんだけど。。。

     完全に、しっかり「私」シリーズの世界そのままです(笑)。
     児童もののお約束ごと的「善良主義」などどこにもなく、ただひたすら、誠心誠意。。。

     これなんだよね。。。 北村薫の強みっていうのは。。。と。

     「お父さん」のこととか。「猫」のこととか。こういうとこ読むと、これはホントにホントだな。。。と思うしかない。

     存在するかどうかもわからない「続き」が読みたくて仕方なくなるじゃないかー(笑)

     追伸。このタイトル、「月の砂漠をさばさばと」、これ「さばさばした気持ち」のさばさばだとばかり思って読んでったら。。。(笑)(おっぺ)
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