項目名 | ホログラム・デッキの反逆者 |
読み | ほろぐらむでっきのはんぎゃくしゃ |
分類 | SFドラマ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | 魂の存在そのものに疑義を思うならば、最初からなんの問題もない。ロボットであれホログラムであれ、「そのように」プログラムされていさえすれば、人格は、そして魂は「在る」のだ。 だが、魂というものを単なる脳髄の電気信号だとは考えず、何かしらもっと崇高なものとして捉える場合には、機械や光子に魂を仮定するのも冒涜と感じられるはずだ。 私には何も決めつけられないが、単にフィクションの中でだけならば、例えばアンドロイドにも魂があるといわれても理解も納得もできる。 だが、ホログラムとなってくると、なかなか難しくなる。 この「ホログラム・デッキの反逆者」では、モリアーティ教授というホログラムのキャラクターが確固とした人格を持って人間たちと対峙をする。アンドロイドのデータに感情移入できる視聴者でも、このホログラム・キャラに同じように魂を認めるのは困難かもしれない。 のちのち、ヴォイジャーのシリーズでドクターというホログラムのキャラクターが出てきたとき、はたしてこのキャラクターにどう感情移入できるだろうかと思った。。。 しかし、結果として、ドクターは、後のセブン・オブ・ナインと並んで、ヴォイジャーのクルーの中でも最も感情移入を誘うキャラクターとなったのだ。 今なら、、、はたして、モリアーティの処遇はどうなっただろうか。 ドクターの兄弟たちの置かれている状況を知ってしまった今では、なおさらそれを思ってしまうのだ。。。(おっぺ) |