語る「万華鏡」

(半落ち)

半落ち(はんおち)

項目名半落ち
読みはんおち
分類ミステリ映画

作者
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  • 公的データ
  • 監督: 佐々部清
    脚本: 田部俊行 佐々部清
    原作: 横山
    出演: 寺尾聰 柴田恭兵 原田美枝子 吉岡隆 鶴田真由

    ある日、元捜査一課警部・梶聡一郎は最寄りの警察署に出頭してきた。そして妻の啓子を自宅で絞殺したと告げる。半年前、アルツハイマー病を発症した啓子の看病のため刑事を辞職し、警察学校で後進を育成して広く敬愛されてきた梶。取り調べにあたった捜査一課・志木も困惑を隠せない。その上、梶は自首するまでの2日間についてだけは固く口を閉ざす“半落ち”の状態。自ら犯行を認め、動機も証拠も充分。事件としてはほとんど解決していながらも、志木は“空白の2日間”の謎に執着し、県警幹部の命令を無視して独自の調査を始めるのだった…。 (おっぺ)
  • 感想文等
  • 自首してきた犯人の、1つの小さな秘密について、警察、検察、マスコミ、身内、、、とそれぞれの立場の人間たちがそれぞれの感情、感、思惑から物語を紡いでいく。原作は未読なので、まっさらなところで観ることはできた。
     直木賞選考に絡むドタバタと、そこから派生した林真理子の「ミステリの読者のレベルなんてこんなもんか」みたいな発言のせいで、ネタバレを眼にすることになってしまった。おかげで原作を何となく読まずじまい。まあ、だから映画をまっさらで観られる恩恵はあるんだけど(笑)。
     出てくる主な役者さんたちが、主役を張れる人たちばかりという感じなので、その表情やセリフを見ているだけで堪能できた。柴田恭兵は少しオーバーアクトな気もしたけれど。石橋蓮司が、つい先日「遊びの時間は終らない」を観たばかりなので、そのギャップも併せて、なおさらよく見えましたわ(笑)。
     逆に言えば若い役者さんたちの未熟さも目についてしまったのは残念。浮いてしまうのね、、、
     後半になるにつれて、だんだん描写の密度が薄くなったかという感じもあって、これはつまり詰め込みすぎるしかなかった、ということか。「模倣犯」みたいな憂き目に遭っていないらしいのがまだしもなのかもしれない。(おっぺ)
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