項目名 | 邪恋大迷惑 |
読み | じゃれんだいめいわく |
分類 | 必殺シリーズ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | かの宮内洋が必殺に出ていた、それも仕置人として。宮内洋なら沖雅也の市松に勝てるぞ、と思いつつ早数年、再放送を姫路市で見ることができたのが2回、(「凶運大見料」と「地獄大搾取」だった)、そして最終回シリーズのビデオで「解散大始末」を見ることができ、宮内洋演ずる島帰りの竜の勇姿を見るには見られていたのだけれど、オープニングには顔一つ出ないわ、なんだか変身後のV3みたいな技だわ、どうも虐げれているぞ宮内洋! ……と、思いつつ。 必殺史上初の仕置人としての殉死者(為吉さんは情報担当者ですから)の割に知名度は低いし、宮内洋が大根役者だから悪いんだろうか(注・私が言ったのではない、宮内洋がSF大会に来たときに自分で言ったのである。SF大会DAICON4(ダイコンフォー)に来たとき、「なんで自分が呼ばれたのかなーと考えました。ああ、そうか、芝居が下手だからだ……下手な役者を大根と言います」と言って我々を爆笑させていた)。 実際、Gメンとか出ていたときも、セリフ回しがあまりに人工的で浮いてたもんなー。丹波哲朗なんかの弟子になるからだぞー。 さて、いよいよ初登場、いくら何でも初登場の回ではメインで出ずっぱりになり、目立つ扱いになるだろう……と思った私が浅はかでした。もしかして、元々の脚本には存在しなかったのではと思うほどのつけたり的な出方で、エンディングでの配役の出方も為吉たちの後とは……これじゃあ通りすがりのゲストではないですか。 いや、本編の出来はなかなかよかった。全編、仕置人の悲しみのテーマが流れ続け、萬蔵さんのストーカーぶりも気色悪く、吉田日出子の演技も不気味で、久々の佳作ではないかと。 しかし、宮内洋は……やっぱり自然体の平内・文十郎の会話の中に割り込むと人工的で大根役者だなー。確かこのころちょうどV3が終わった頃じゃなかったかしらん? 助け人として必殺デビューを果たし、いよいよ本格的アクション役者になるはずだったのに……ゴレンジャーに呼ばれて「おもちゃもの」に復帰したためさらに人工役者ぶりに磨きがかかり、今の彼がいるわけでしょうか。(でも、おかげでズバットができたけど) きっと明日の放送では清兵衛さんが現れて、龍が仲間入りをするわけだな。というわけで明日こそ龍メインの話が展開するのでしょう。期待して今日はぐっすり眠ろう。(おっぺ) |