語る「万華鏡」

(「科学戦隊ダイナマン」の一部削除)

科学戦隊ダイナマン(かがくせんたいだいなまん)

項目名科学戦隊ダイナマン
読みかがくせんたいだいなまん
分類特撮

作者
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  • 公的データ
  • 1983/ 2/ 5〜1984/ 1/28 全51回
    出演 : 沖田さとし、春田純一、卯木浩二、時田 優、萩原佐代子、島田順司、石橋雅史、林 健樹、香野麻里、他(おっぺ)
  • 戦隊シリーズ第7弾。
  • 弾北斗(ダイナレッド) :沖田さとし
    星川(ダイナブラック) :春田純一
    島洋介(ダイナブルー) :卯木浩二
    耕作(ダイナイエロー) :時田優
    立花レイ(ダイナピンク) :萩原佐代子
  • 1有尾人一族の挑戦
    2夢を追う戦士たち
    3コウモリ地獄飛行
    4ゴロゴロ化石人間
    5進化獣のこわい夢
    6死闘!毒蛇の魔境
    7東京火の海作戦!
    8悪の花 王女キメラ
    9決死の爆弾レース
    10宇宙からの侵入者
    11魚が人間を襲う日
    12狙われた血液銀行
    13さらわれた花嫁
    14突撃チョロッポ兵
    15忍術対キメラ妖術
    16阿蘇山大爆発作戦
    17恐怖!九州大地震
    18東京を襲う大津波
    19導火線は赤い毒花
    20追え!天草の太陽
    21怒りの北斗必殺
    22いたずら大戦争!
    23人間ナメクジ作戦
    24恐怖の彗星大接近
    25謎のゲラゲラ地獄
    26激闘!太陽の灯台
    27死の音セミシグレ
    28人形人間を救え!
    29キメラの呪いの服
    30敵はガリ勉進化獣
    31スパイ有尾人の罠
    32消えたパワーガン
    33レッドになれない
    34強敵!メカシンカ
    35新必殺技を求めて
    36出たぞ!必殺技!
    37女将軍ゼノビア
    38若返れ!天才頭脳
    39抱け!有尾人の卵
    40爆発!無言の怒り
    41闇に消えた暴走族
    42挑戦ダークナイト
    43島!君は青い稲妻
    44爆発!マグマ爆弾
    45ママはゼノビア?
    46愛を貫くサーベル
    47悪の願い十本尻尾
    48夢野博士の大秘密
    49カー将軍の最期
    50よみがえった強敵
    51明日をかけた戦い
  • 感想文等
  • 実は、この「ダイナマン」は、私にとってはほとんど面白くなかった作品なので(笑)、あんまり記憶にはないんだけど。。。
     とりあえず、1つだけは。。。
     というわけで、私にとっての「ダイナマン」といえば、間違いなく、『爆発!無言の怒り』がベストなのですよね。
     まー、「ダイナマンの『ダ』の字が言えないから変身できない」というのは「ちょ、ちょっと待て!」なんですが(^^;、ダイナブラック星川というヒーローが(脇ではない紛れもないヒーローが)、口のきけない少女の手話を判ってやることができないために、自分ではオールオッケーなことをしてあげているつもりで少女をむしろ追いつめてしまう。。。という、はっとさせる展開がお見事でした。
     ヒーローは「健全」だからなれて、「正常」なんですよね(^^;。健常者。このエピソードでの星川は、いつもと同じ快活で優しい若者です。少女の手話に対して首を傾げながら、「俺はボールを拾ってくれと言っているとばかり。。。!」と思って優しく笑いながらボールをとってきてやる。。。
     自分の「言葉」を判ってもらえない少女は静かに涙をこぼし、星川はそれを見て怪訝に思いながらもそれ以上踏み込んでは行かず、行けず、立ち去ってしまう。少女の手から落ちるボール。完璧だ。。。
     「それは、『たすけて』っていう意味の手話よ?!」「手話!?」
     「俺は。。。」
     正しく、快活で優しいダイナマン。正義のヒーロー。その「かっこよさ」が粉微塵に砕けた瞬間でした。
     自分では十分正しい、優しいことをしているつもりだったのに。。。

     正面切ってそんなふうに描いているわけじゃありませんが、「悪と戦ってこれを倒す絶対善」としてのヒーロー、あるいは善悪のきしみに苦悩するヒーロー、そういうものたちと違った、「間違いを犯す、ちゃちなたかが人間」としてのヒーロー。。。という感じに見えて、私はこのエピソードがやけに好きなのでした。。。(おっぺ)
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