感想文等 | これは、ウルトラ警備隊の前に、謎の少年が現れ、いきなり地球人の断罪を始めるという物語。 「海底開発をやめてよ! 海底は、ノンマルトのものなんだ」 「その、ノンマルトってなんだい?」 「本当の地球人さ!」 「本当の地球人?」 「地球には、もともとノンマルトが住んでいたんだ。だけど、人間たちに、海底に追いやられてしまったんだ。人間は、今じゃ、自分たちが地球人だった顔をしているけど、本当は、侵略者なんだ!」 「人間が、地球の侵略者ですって? まさか(笑)」 「本当さ! 人間はずるい! いつだって自分勝手なんだ。ノンマルトを海底に追いやって、地上だけで足りなくなると、今度は海底にまで。ノンマルトは断然戦うよ!」 そして、少年の予言通り、海底開発は妨害を受け、ついにウルトラ警備隊とノンマルトたちの戦いが始まる。 海底に乗り込んだキリヤマ隊長以下ウルトラ警備隊員たちは、海底に都市を見る。 キリヤマ「ノンマルトの海底都市?!」 キリヤマ「我々人間より先に、地球人がいたなんて。。。そんな馬鹿な! やっぱり攻撃だ!」 そして、ウルトラ警備隊の活躍で、ノンマルトは壊滅した。。。 キリヤマ「我々の勝利だ! 海底も、我々人間のものだ!」 (こう書くと、なんだか、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長って、悪逆非道な感じがするでしょうが、他のエピソード等観てみると、いやいや、非常に「いい人」なのです。キリヤマ隊長主役編の「明日を捜せ」なんて、人情刑事モノみたいです。) このエピソード、結局、本当にノンマルトが地球の先住民族だったのかどうかとかは不明なまま終わっていたのだが、平成になっての新作セブンでは、とうとうそれに決着をつけていたわけだ。(おっぺ)
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