感想文等 | うーん。。。 今、新刊「カーニバル」を読み終わったのですが。。。 また非難囂々かとも思うのですが。。。 実は、これは私自身が「こんなものを書いてみたかった」ものだ。。。と思ったりしました。。。(^^; 「ミステリ」として評価しようとすると、どっしょもなくなってしまうのですが(^^;、つまりはこれは、「怪人二十面相対明智小五郎アンド少年探偵団」のノリで、「名探偵という名のスーパーマン物語」だったのではないか、と。。。 1番最後の犬神夜叉の思い、『九十九十九──「探偵神」が、また世界を救ってくれる。』という部分にそれが露骨に顕れているように思えます。 「JDC」とはつまりスーパー戦隊のことであり、そこに属する名探偵たちは仮面ライダーやイナズマンやキカイダーやズバットや。。。そういったスーパーマンたちのことなんでしょう。。。 だから、そういう読み方をしての評価でなければ無意味。 もっとも、作者が「これはミステリなんだー」と言い張るんならまた別ですが(^^;。 そしてまた、作中における「メフィスト賞」やら何やらの扱われ方は、これは、「ウロボロス」以上にメタだなあ。。。と私には思えたのですが。 正直、一過性の読み捨て本でしか私にはないのですが、それでも、続きが楽しみではあるのでした。(おっぺ)
最初の発言に「ウロボロス」ってありましたが、今「基礎論」読んでます 竹本さんと流水さんって、私の中では同類の作家かも。 「偽書」でちらっと佐々木丸美の名前を見た記憶があるのですが、 本岡家さん、覚えありませんか?(詠)
いやー、覚えないですねえ\(@o@;)/ 竹本健治「ウロボロスの偽書」読んでた時は、まだ丸美さんに入れあげてない頃だったので、読み過ごしちゃったのかも?? ウロボロスと言えば、笠井潔の「天啓」シリーズ?もなんだか現実と虚構がグッチョングッチョン(^^;になっていて凄そう。。。でもまだぱらぱら書店さんでめくって眺めただけなんですー。(おっぺ)
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