| 公的データ | 「グラップラー刃牙」シリーズの主人公。
わずか17歳にしてあらゆる格闘技の猛者を破り、地下闘技場のチャンピオンとして君臨する高校生。外見やファイトスタイル経歴（空手大会への出場）の一部のモデルは、総合格闘家の平直行。父親は地上最強の生物・範馬勇次郎。母親は朱沢コンツェルンの総帥・朱沢江珠。第1部のタイトルにはグラップラーとあるが、組技中心のファイトスタイルではない。
最強である勇次郎だけを見つめ、自分に興味を持たない母から愛を受けるために、強くなろうと努力するが、勇次郎には勝つことが出来なかった。戦いの中で勇次郎から刃牙を守ろうとした母は、勇次郎に殺される。その後、世界各地に修行の旅に出る（幼年編）。世界中から強者が集まるという地下闘技場の話を聞きつけ、徳川光成に直談判して闘技場の戦士となり、王者として戦いを繰り広げる（地下闘技場編）。トーナメント決勝戦では、異母兄ジャック・ハンマーを破り優勝（最大トーナメント編）。マホメド・アライJr.に圧勝した後、恋人・梢江に背を向けて孤高の境地へ自らを追い込み、勇次郎への宣戦布告を果たす。
剛体術やカウンター回転蹴りと言った持ち技の他、他の格闘家の奥義を即座に真似る離れ業も。リアルシャドーの駆使により、若年ながらも凄まじき格闘キャリアを有する。天才型の父とは異なり、刃牙はあくまで努力型の凡人に過ぎない。
刃牙の目標は世界最強の男になることではない。勇次郎より強くなることである。作中で勇次郎がもしも世界再弱の生物ならば、自身は二番目に弱い生物で構わないと述べており、勇次郎が偶然にも地上最強の生物であっただけである。
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