感想文等 | 第一話「ルパンは燃えているか?」は、面白くないわけでもなかったが、エッチだという印象の方が強かったはず。何しろまだ小学生で低学年だった。いきなり不二子が拘束されてくすぐり責めに遭い、セクシーな姿を見せるのだから、そりゃあたまらない(笑)。 だから、かっこいい、とストレートに思ったのは、この第二話だったと思う。 スーパーヒーロー・ルパン三世を圧倒的に追い詰める魔術師・白乾児(パイカル)。そして、そのパイカルの不死身の謎を解く鍵、マイクロフィルムとその解読。ワクワクする活劇ミステリの佳作として第二話は出来上がっている。 パイカルのキャラクターも、「ルパン三世」全話を通しても、最もインパクトの強い名キャラクターだったのではないか。 対するルパンもクールな時期であり、「こっちを向け、世界一強い男!」などのセリフが憎いほどに決まっている。 パイカル以外、ルパン、不二子、次元の3人しか出てこない。五右衛門はまだ登場していなかったので当然だが、銭形も無理やり出て来たりしない。第2シリーズの赤ルパンからは、とにかくレギュラーの5人を必ず出そうとしている感があったが、やはり物語に必要なメンバーに絞った方が、その物語のためにはいい。 出られなかったキャラクターのファンはクレームをつけるかもしれないが。人気が出るというのは、そういう面も出るということではある。 パイカルはオリジナルビデオ「生きていた魔術師」で復活を遂げたらしいが、まだ観てはいない。(おっぺ)
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