語る「万華鏡」

(「「覆面作家」シリーズ」の一部削除)

「覆面作家」シリーズ(ふくめんさっかしりーず)

項目名「覆面作家」シリーズ
読みふくめんさっかしりーず
分類ミステリ小説

作者
  • 北村薫(おっぺ)
  • 公的データ
  • 姓は「覆面」、名は「作家」―本名・新妻千秋。天国的な美貌を持つ弱冠19歳の新人がミステリ界にデビューした。しかも、その正体は大富の御令嬢…ところが千秋さんには誰もが驚く、もう一つのがあったのだ。
    「覆面作家は二人いる」「覆面作家の愛の歌」「覆面作家の夢の家」の全3冊。(おっぺ)
  • 感想文等
  • ある意味では僕は同じ北村薫さんのものでも「私」のシリーズや「冬のオペラ」よりもこの「覆面作家」のシリーズが好きです――でした。
     ある意味では、というのは、つまり、キャラクター的には「私」のシリーズや「冬のオペラ」の方が気に入っているんですが、「覆面作家の夢の家」の中でも書かれていたように、主人公の「覆面作家」が「不思議な論理」を出すので、それがいつも「目から鱗が落ちるぜっ」っていう感じで好きだったんです。僕にとってミステリとかSFっていうのは、「目から鱗を落とすもの」として魅力があるものなので。
     だから、論理の筋道がいくら通っていても、「あっ、そう……」で済んじゃうようなものには食指が動かないんですよね。「あっ!」と驚かせてくれないと。別に「意外な犯人」とか「驚愕のトリック」とかいうものに限って言ってるんじゃなくって、「あっ、そういう考え方があるんだ」ってことかしら。
     その点で、「覆面作家」は、「おおっ、こんな視点がっ」という感じで、「私」や「巫弓彦」より面白かったんですよ。
     でも、ちょっと最終作は、「不思議な論理」じゃなくっちゃってるような気もするんですが。「普通の筋道」と「知識と情報」で謎解きをしちゃってるんじゃないかと。「覆面さん」が、普通の人になってきてるってことで、これはおめでたいことなのかもしれませんが。(おっぺ)
  • この本でも泣けてしまう私は。(おっぺ)
  • しれっとしている。
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