感想文等 | ホログラムのドクター(名前はまだない)が主役となるエピソードは、おおむね『魂とは何か?』的なテーマを伴うことが多かった。また、だからこその面白さや印象深さがあった。 が、今回のエピソードはとにかく「単に」面白い! 笑える(笑)。 出だしの「ドクターが自分を讃える歌」も爆笑物だが(ちゃんと吹替えの役者さんが歌っているのがいい。これが字幕だとかなり面白さは削減されているのではないか?)、なんといっても『緊急用指令プログラム』(だったかな)に変身するところで、階級章がビビビビビ……とばかり生えて来る(?!)シーンの昏倒物の可笑しさは特筆に値する。 これが他のキャラクターでいきなりこういうギャグ編をやると、「イメージが壊れる」とかなんとかいろいろあるのだが、ドクター(名前はまだない)は、もともとギャグもシリアスも兼ね備えた万能ホログラムなので(笑)、ノープロブレムだ。 実に気持ちよく観終えることのできる、楽しいエピソードなのだ。(おっぺ)
|