語る「万華鏡」

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沙羅は和子の名を呼ぶ(さらはわこのなをよぶ)

項目名沙羅は和子の名を呼ぶ
読みさらはわこのなをよぶ
分類ミステリ小説

作者
  • 加納朋子(おっぺ)
  • 公的データ
  • もしもあの時、別の選択をしていれば、全く違う人生を歩んでいたのだろうか…。平凡な会社員・元城一樹のふとした夢想が、すべての始まりだった。一人娘の和子の前に姿をあらわした不思議な少女沙羅。その名前が甦らせる、消し去ったはずの過去。やがて、今ある世界と、あり得たはずの世界とが交錯しはじめて―。表題作を含む、全10編を収録。珠のミステリ短編集。

    目次

    黒いベールの貴婦人
    エンジェル・ムーン
    フリージング・サマー
    天使の都
    海を見に行く日
    橘の宿
    花盗人
    商店街の夜
    オレンジの半分
    沙羅は和子の名を呼ぶ(おっぺ)
  • 感想文等
  • とりあえず、最初の5編を読みました。
     自分としては「エンジェル・ムーン」「フリージング・サマー」そして「海を見に行く日」が泣かせどころでした。
     ただ、前の2つ、特に「フリージング・サマー」は、後半のもう一捻りがむしろ感を拒絶する形になっていて、安易に泣かせてくれなかったのですが(^^;
     逆に、「海を見に行く日」は、シンプルすぎるほどシンプルで、素直にこみ上げてしまったのでした、最後の最後。。。。。。


      なんとなく、思ったのよ。帰りの分は持ってないんじゃないかって。


     帰りの分はもう持てないけれど、今は。。。(おっぺ)
  • そして、後半の5編。

     「橘の宿」「花盗人」はショートショートだったのですね。しかも「橘の宿」は、なんか、「恋愛今昔物語・純生版」みたいだし(笑)。

     表題作を含めて、少し構成や視点から見ると、前半より未完成な感じ。。。
     「オレンジの半分」の言葉の行き違い「トリック」は好きだけど(笑)

     ので、通してみて、やはり「海を見に行く日」かな。。。(おっぺ)
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