感想文等 | 「楽屋裏」と題された「番外編」は2作あって、なるほどタイトル通りの楽屋裏。。。 まずひとつめは。。。 ジャックの少年時代の回想……かと思えば、パムからの聞き取りでアンジーが脚色した半創作。白泉社文庫版では本編の「つれて行って」が完結した後に置かれてしまっているが、中途で読んだほうがいいんじゃないかなとは思う。(おっぺ)
「楽屋裏」の二つめは、「ミスター・グレンマイヤーの休日」の続きのように、ロナルドとアンジーが中心。 私は「ミスター・グレンマイヤーの休日」を読めたのが、【花とゆめコミックス】の「ロングアゴー」に収録されてからだったので、シベールという少女の存在は唐突だった。 また、この「楽屋裏」はやはり【花とゆめコミックス】では「つれて行って」が完結した次のページからだったので、気分としては、これが「つれて行って」の後日談で、グレアムがこんなふうに元気になっているならどんなにうれしいだろう……というものだったが、グレアムが右目を髪で隠しているので、だめですね(泣)。 物語は、実際「ロングアゴーIV」にも仕立て直せそうなくらいだけど、やっぱり蛇足にはなってしまいそうだ……(おっぺ)
|