語る「万華鏡」

(「情愛無用」の一部削除)

情愛無用(なさけむよう)

項目名情愛無用
読みなさけむよう
分類必殺シリーズ

作者
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  • 公的データ
  • 新必殺仕置人」第2話。(おっぺ)
  • この第2話より、いよいよ仕置のテーマがエンディング「あかね雲」の躍動感溢れるアレンジに固定する。
  • 感想文等
  • いよいよ、新キャラクター鋳掛屋の巳代松にスポットが当たってくる。
    巳代松というキャラクターは、数ある仕置人たちの中でも情愛深く、最も「普通」「一般」に近いのではないか。とはいえ、「普通」「一般」の人たちが巳代松ほど本当に情愛深いのか、人情脆いのか、といえば(笑)。
     これまでの仕置人たちは、みな一癖も二癖もあって「一般」の範疇とは大きく外れているキャラクターであることが殆どだった。また、そうでなければ仕置人などできるはずもない。けれど巳代松は、プロフェッショナルに違いないにも関わらず、限りなくアマチュアのような心性を持ち続けている。躊躇い、悩み、落ち込み、そういった「普通」の感性を、ふだんの生活でも仕事の場でも、持ち続けている。
     まだこの第2話だけでは、そんな巳代松の圧倒的な「弱さ」という強い魅力を最大限感じることはできない。けれど、新必殺仕置人という長大なドラマの中、巳代松の存在は確かに全体のカラーを決定するだけの重みを持っている。(おっぺ)
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