| 感想文等 | これまで何度も何度もいろいろな形でアニメ化されてきた「ゲッターロボ」。しかし、今回のものほど、最初のオリジナル石川賢版コミックに準拠したアニメは初めてじゃないだろうか？
子どもの頃、神谷明の「ゲッタアァァァァァァビイィィィィィムッ!」「トマホゥク！ ブゥウメランッ！」という叫び方、ささきいさおの「ガン！ガン！ガン！ガン！」の主題歌に胸躍らせて観ていたアニメも面白かったし、懐かしい。けれど、石川賢のコミックは別種の迫力があった。今回、それがアニメという形で再誕生してきたのはストレートに楽しめて、実に面白かった。
なんといっても、隼人の狂いっぷりがちゃんと石川賢版していて感涙もの。これで声が神谷明、山田俊司（現・キートン山田）だったら、別種の感動ものだったかもしれないが、まあそれはそれとして。
うーん、と思ったのは、早乙女ミチルのキャラか。これはミチルさんではない（笑）。ミチルさんについては、石川賢版よりアニメ版吉田理保子のミチルさんの印象が強いかな。
第３話からは、ベアー号搭乗者も登場するようだけれど、これがムサシでもベンケイでもなく、「武蔵坊弁慶」というキャラクターなのはこれからどうストーリーを左右するのか、ワクワクできそう。
第１話冒頭で、次々打ち倒されるオリジナルゲッターロボには涙だけど(^^ゞ (おっぺ)
第３話にて、いよいよ第三の男の登場。リョウ、ハヤトと来れば次はまずムサシのはずなのですが、どうもムサシではなく、かといってベンケイでもなく、武蔵坊弁慶という謎の名前の持ち主です。
キャラクターとしては、まったくムサシともベンケイとも違って、本当に新しい第三の男です。今回の敵である「鬼」の最も恐ろしい部分、吸血鬼的な感染の恐怖が、武蔵坊弁慶の巻き込まれた怪事件の中で描かれます。
それにしても、仲間内での呼び名は、まあ当然ではありますが、ムサシではなくベンケイ。ということは、キャラとしては、ベンケイなんでしょうかしら。確かにムサシではない、、、とは思いますが。
いよいよゲッター３の登場かと思えば、それは第５話まで持ち越される模様。
こののち、いきなり平安時代へ。なぜ平安京などへ行かなければならないのか、ストーリー上の必要があるのかどうか、まだわからない。せっかくのゲッター３登場もあまり盛り上がりはなかったのが残念。
続巻を見てみないと、実は評価できにくいかも。 (おっぺ)
最初の頃は、なんとなく最初期ゲッターで、ワクワク感が在ったのだが、平安時代編でちょっと気が抜けてしまったか。監督はこの平安編をやりたかったらしいので仕方がないが、見ているこちらとしては、その分「ゲッター線の正体」に割いて欲しかった(^^;)
全体としては面白かったとは思うのだが……(おっぺ)
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