感想文等 | 上の「公的データ」を見ると、とうとうコロンボの「ウチのカミサン」が登場か、、、と思わせますが、思わせぶりで終わります。 「ミセス・コロンボ」といえば、後に「スタートレック・ヴォイジャー」のジェインウェイ艦長を演じたケイト・マルグルー主演でTVシリーズになっていたのを観ましたが、全然本格でも倒叙でもとにかくコロンボでなかったので、、、しかもそのうち、コロンボと離婚したとか言って違うタイトルで仕切り直したりしたので、私の中では(いや、たぶん、世界中の殆ど全ての人の中で)無かったことになっています。 それはともかく、この「歌声の消えた海」は、最後の詰め手が例によってコロンボの「罠」でありながらなおかつ、犯人の見落としたミスをコロンボが鮮やかに貫くという形になっているので、見応えは充分です。罠なら罠でいいので、こういうふうに作ってくれていれば。。。(笑) 犯人役が、ナポレオン・ソロのロバート・ヴォーンなのも、個人的には楽しめました。好対決、という感じ。 海の上で、他に刑事はおろか鑑識もいないので、一人意外な?捜査知識を駆使していくコロンボの姿も珍しい見物です。たんたんたーん、たんたんたーん、とお馴染みの曲を口ずさむのも、、、 というわけで、かなりお気に入りの一品なのです。(おっぺ)
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