感想文等 | この主人公の子供妖怪ベロの性格があんまり好きでない。いかにも子供だよ、という感じで作られているようで、こんな奴とは友達になりたくなかった(笑)。 女妖怪のベラはいつもヒステリックに怒っているみたいで好きになれなかったし、つまりは好きになれる主人公はただ一匹、ベムだけだった。 「うーー、がんだあぁぁ」とか呻きながら杖を構えると変身するようになって、なおさら変身ヒーローめいて楽しめたのだけど、今思うと、このベムは一番大人なわけで、ベムだけでは全然事件に関わろうとしないし、お節介しないし、やっぱりベロがいないと、お話が始まらないのでした。 「あたしは悪い奴が嫌いだよっ」と、一番悪人顔のベラが叫ぶのは笑えた(笑)。(おっぺ)
妖怪人間ベム・ベラ・ベロの3匹は家族ではありません。(嶋田剛士)
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