感想文等 | 原作を読む前に、このアニメを見ていたので、のちに原作の壮絶なのを読んで悶絶しました。 でもこのアニメはこのアニメでなかなか楽しめます。毎回工夫を凝らした特殊能力を持った妖獣が現れ、怪事件を起こすところは、今の人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンド能力の敵たちと変わりありません。単にパワフルなだけな怪ロボットや怪獣軍団が出てくるのより、事件そのものがスリリングになります。 主人公のキャラも、原作ほどではなくとも、さすがは悪魔人間というところで、不良がかっているのが新鮮だったかも。 「でッびぃぃぃーーーるっっっ」という変身ポーズや、変身前に受けた傷が、変身して巨大化すると傷も拡がるので痛手となるという理屈も面白かったです。(よく考えると、この理屈は変だぞ? 傷だけが拡がるなら痛手が大きくなるのも解るが、身体が巨大になって比例して傷も拡がっただけなら、同じではないか?)(おっぺ)
最終回は、デビルマンに対して妖獣ゴッド、まさしく神と悪魔の対決です。デザインまで、デビルマンとゴッドは相似形です。そして、「デビルカッター!」「ゴッドカッター!」「デビルアロー!」「ゴッドアロー!」「デビルビーム!」「ゴッドビーム!」なんと必殺技まで一緒とは! ほとんど、偽ウルトラマン、偽仮面ライダーのノリですが、これが最終回に来るところが面白いですね。 でも、見所は、この同じ能力をもつ正邪の対決そのものよりも、美樹の「信じる心」なんだろうなあ。。。 あと、妖獣マグドラーに殺されるララのシーンは、それまでのララがお馬鹿なコミックメーカーだっただけに、逆にしんみりして泣けました。(おっぺ)
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