感想文等 | 『セブン』再び・・・といわれつつ『セブン』には追いつけずに終わった作品だけど、まあよかった。 全身麻痺の切れ者刑事が、最初の死体発見者である女性警官とともに、事件を解決するというストーリー。 麻痺しているのだから当然、指令を送るだけなんだけど、それでも展開的にはそつなく流れてゆきました。 サスペンスとして楽しみに観ると、期待はずれになる確率大。 ふたりの刑事の関係(信頼関係)を考慮に入れてみれば、まず楽しめると思う。 だからこそ、もうすこしふたりの関係は掘り下げてほしかったなぁ。。。 でなければ、もすこしサスペンスとして練り上げて欲しかった。。。欲を言えば。(tato)
これはねーー、先に原作を読んでたんですよー。で、それがすっごく良かった!
原作のほうの「ボーン・コレクター」の項目に次のように絶賛してる。 ↓ やっと読めました! これも、面白かった! 「悪魔の涙」でこの作家の『手』がわかっちゃってたらどうしようと思ったけど、上を行かれた! うれしかった!(笑) これは、小学生の頃、まずヴァン・ダインの「グリーン殺人事件」を読んで意外な犯人に驚いて、それからエラリー・クイーンの「Yの悲劇」を読んだとき、『これはきっと、「グリーン」のあの手だろう』と犯人を予想していたらその上を行かれたときのような、喜びだなあ。\(^o^)/ワーイ
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だもんで、正直、この映画は涙涙のダメものでした(泣) 出だしは、原作をうまく表現しているかなあと思っていたのだけど、だんだん、、、サスペンスとしても、サプライズとしても、もちろんtatoさんが「もう少し」と感じた「ふたりの関係」も、原作がそれはもう完全のようにやっつけてくれていたので、映画を見たときは、『もうーっ、なんでこんなにしちゃうんだよー』と。
原作はサスペンスとしてもサプライズとしてもモノスゴイんですよー(TT)(おっぺ)
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