語る「万華鏡」
(「必殺渡し人」の一部削除)
必殺渡し人
(
ひっさつわたしにん
)
項目名
必殺渡し人
読み
ひっさつわたしにん
分類
必殺シリーズ
作者
まだ書き込みはありません。
公的データ
1 涼みの夜に渡します
2
秘密
の宴で渡します
3 大元締の前で渡します
4 花火の夜に渡します
5 矢切りの渡しで渡します
6 精霊流しに渡します
7 お化け屋敷で渡します
8 祭り囃子で渡します
9 無縁
墓
地で渡します
10 湯女風呂で渡します
11 浮世絵の舞台で渡します
12 二人がかりで渡します
13 秋雨の中で渡します
昔から悪の栄えたためしはないと 世の例えには言うけれど どうやらそうではないらしい
山のあなたの国々も悪が栄えていると言う
わからない事ばかりだが わかっている事ただ一つ 許せぬ悪を消す事だ
この世とあの世の境の場所で 舟を浮かべて待っている
三途の川の
渡し人
必殺シリーズ
第20弾
1983/ 7/ 8〜1983/10/14放送 全13話
キャスト
惣太 : 中村雅俊(忍の長屋に住む「
鏡
」と呼ばれる
渡し人
)
大吉
: 渡辺篤史(惣太の隣に住む人足で
渡し人
。怪力の持ち主)
お沢 : 西崎みどり(悲しい過去を持つ
大吉
の妻で、3話で仲間になる)
鳴滝忍 : 高峰三枝子(蘭学を修めた女医で「鎌イタチの忍」と言われる
渡し人
)
お直 : 藤山直美(惣太の妻、裏稼業のことは何も知らない)
感想文等
最終回のエンディングに関してだけはよかった。
リアルタイムでチラチラ見たくらいで、ビデオ化された最終回以外はちゃんと鑑賞したことがなかったかもしれない。どうしても、当時夕方から再放送中だった旧作の方に目を引かれて、あまり熱心に見ようという感じにもならなかったのだ。
中村雅俊の持ち味を活かしていないなあというのは、今回きちんと見直してみてもあまり変わらない。だがそれよりもやはり、高峰三枝子が全く魅力的でない。
捨三
がそこそこ頑張っているのに(しかし、仕置の際の指のポーズなどは故意にかもしれないが
念仏の鉄
そのままで、独自の工夫がなく、その結果、ただの劣化コピーだと見える。
大吉1号
や
鉄
にあった迫力がないのだ。その点で、明らかなくらい
鉄
の縮小版だった
壱
にも負けてしまっている)、高峰三枝子は「裏」でいるときが「表」となんら変わるところがない。ダークな部分がなく、ただの勧善懲悪の存在と同じに見えてしまうのだ。
結果として、この「
渡し人
」は、他のどのシリーズと比べても、最も一般時代劇と近くなった気がする。いや、「
激突!
」もかなりそんなだったが、これは時間帯もそうだし、ビデオ撮りということもあった。「
渡し人
」は、やはり異色の『時代劇
必殺
』だった――のか?
演技陣はかなり頑張っているので、今一歩物語自体の深さが薄手だったのが残念。
途中から
スーパー1
が出なくなって、演技力の問題かとずっと思っていたのだが、案外そうでもなかった。
金銀の共演
も見てみたかったな。
(おっぺ)
削除用パスワード
この項目に書き込む
閉じる
/
注意事項
/
新規項目の登録
/
リロード
/
管理モード