語る「万華鏡」

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12人の怒れる男(じゅうににんのいかれるおとこ)

項目名12人の怒れる男
読みじゅうににんのいかれるおとこ
分類ミステリ映画

作者
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  • 公的データ
  • ‘57米、監督シドニー・ルメット
        主演ヘンリー・フォンダ(tato)
  • 既に法廷劇の代名詞となって久しい、アメリカ映画史に輝く傑作ドラマ。元々は高い評価を受けたTV作品で、その脚本・演出コンビによる映画版だが、そのいかにもTV向きの密室劇を上手くスクリーンに転化させた手腕は見事の一言。17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まったが、誰が見ても有罪と思えたその状況下で、ひとりの陪審員が無罪を主張した事から物語は動き始める……。(おっぺ)
  • 感想文等
  • この映画は十数年前に観ました。
    白黒で、すべて室内で、お金のかかっていない映画なのに、すごく面白かったのをおぼえてます。
    だけど、観た頃の自分では、分かり切らなかったことが多々ある気がするから、もう一度改めて観なおしたいですね。
    映画にはマセてたから、早くに難しいものなどにも手を出してて、でも、今になると、もう一回観てみないとxxxってなる(笑
    そんな作品のひとつです。

    お金のかかったものが、必ずしも名作になるとは限らない。
    男たちのやり取りだけで魅せる緊迫感が、かえって新鮮で、これが名作といわれるのも頷けます。

    日本のほうは、パロディーなのかと思ってたけど、違うんですね(^^;
    それを知らないままだと、絶対観なかったと思いますが、観てみる気になりました。(tato)
  • 12人の優しい日本人』のほうを先に見て、これが面白かった!
      ので、後先逆みたいなものだけど、こちらも。
      見始めると、構造的にというか、進行の出だしがまんま同じだったので、ふーんとか思いながら鑑賞。それ以降も、なんだか進行具合は何もかもおんなじで、ついつい笑えてしまう(^^;)。
     ミステリとして、『黒後家蜘蛛の会』的ディスカッションの面白さがある。日本版は換骨奪胎そのものだった感じだけど、どちらも見事なものだよね。(おっぺ)
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