感想文等 | 石丸博也の演技が素晴らしい。
これは、前にも書いたことだけれども、この映画はなんといっても吹き替え版がすばらしい。 石丸博也での吹き替え版のことで、それ以外のはいけない。なぜなら、1つには石丸版でのみ存在する日本語吹き替え版での挿入歌が、クライマックスでのアクションシーンの盛り上げに一役買っているということ。(これは、「少林寺木人拳」ほどではないが) そしてもう1つ、これは当然のことながら、石丸博也の感情移入能力のすばらしさだ。クライマックス、ズタズタになりながら立ち上がり、「やり直しだ!」と叫ぶところでの魅せ方、心に沸き立たせ方は、最高としか言いようがない。石丸博也本人が再演しても、これほどの燃え立たせ方は二度とできないのではないかと思うほどだ。 「笑い」と「熱さ」の絶妙なバランス、という言い方をしてしまいたい。「少林寺木人拳」には「笑い」のほうは欠如しているから、一番バランスのいいのはこの「笑拳」ではないのかな?(おっぺ)
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