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▼Yutaoさん:
くわしい事情をお教えいただいてありがとうございました。マイナーな作品で、
邦題がないかもしれないとわかっただけで訳者としては体面が保てます(別に
体面のためだけに調べているわけではないのですが (^^;)。いま訳している
本は専門家のチェックがあとで入ると思いますので、ひょっとしたらそちらで
邦題が判明するかもしれません……が、お教えいただいた事情からすると、邦
題はないという可能性が高そうですね。そのむね訳注をつけておくことにします。
> 個人的にも興味がありますので,これらの作品についてご存じのことがあれば,差し支えない範囲で教えていただけると幸いです。
知っていることがあれば喜んでお教えするのですが、いま訳している本ではこの
作品についてはほんの少し触れてあるだけなので、お教えできることなど何もな
いんです。とはいえ、とりあえずその部分の内容をご紹介しておきます。
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ウォード・キンボールの監督した『Man and the Moon』は月世界旅行を扱った
作品。セットや衣装は実際につくられたが、月ロケットや旅行のもようは絵で表現
するほかなかった。絵を担当したのはレイアウトマンのケン・オコナー。有名なロ
ケット技術者のヴェルンハー・フォン・ブラウンの協力を仰いだだけあって、打ち
上げから月上空周回までの手順は非常によく考えてあり、12年以上も後に実際に月
ロケットが打ち上げられたとき、ディテールにはこの作品で描いたとおりの部分も
少なくなかった。
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どうやらフルアニメーションではなく、実写で表現できないところをアニメで補っ
た作品みたいですね。掲載されている写真を見るかぎり、とてもリアルな絵で本物
のようです(縮小されているからでしょうが)。ちなみに、同シリーズに "Man in Space" "Mars and Beyond" があるという情報は、The Encyclopedia of Disny Animated Shorts(http://www.teemings.com/shorts/disney/index.html)で
調べました(ご存じとは思いましたけど、いちおう書いてみました)。
この作品の翻訳にとりかかってから、Yutaoさんのホームページには大変お世話に
なってきましたが、今回はまた直接にお教えいただいてほんとにお礼の言葉もあり
ません。今後ともどうぞよろしくお願いします。
すからは
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