小田川藩潜入記
2002.9
羽柴誠三秀吉氏といえば、最近長野県知事選に立候補するなど政治(家を目指した)活動が主になってきているようですが、本来は羽柴観光等の社長さんで一代にしてのし上がったバイタリティ溢れる人物です(多分)。
その秀吉氏の本拠地が金木町の郊外に聳える天守閣や小田川温泉を有する「小田川藩」です。その敷地は広大で東京ドームが二・三個は楽に入ると思われます。
小田川藩の版図は正確には不明ですが、県道からのT字路の入り口に看板が出ていてそこから先は「小田川藩国道一号線」という偽の国道表示板が有るので既に領内なのでしょう。
その国道一号線を100m程走ると丘陵地の谷伝いに登っていくのですが、少し登ると大手門が有ります。
この大手門の中は秀吉氏のお屋敷のようですので、直進しないように。道なりに右にカーブしてさらに登っていくと広々とした平地に出ます。ここが小田川藩の中心です。
<小田川温泉 秀吉のやかた>
広々とした駐車場の向こうには、再建なった小田川温泉の本館?が聳え立っています。その形状は「国会議事堂」で、秀吉氏の興味が今何処に向っているのかを示しています。因みに、以前は平安神宮風の建物でした。
<国会議事堂に鯱って一体・・・>
しかし、国会議事堂に鯱とは並みのセンスでは有りません。この建物は写真にするとより本物っぽく写るようで、直接見るより立派というか大きく見えるのはかなり計算しつくされた結果ではないでしょうか。
*小田川稲荷神社*
<狛犬です>
こういう建物は全く守備範囲外なので、特に解説はしません、見たまんまです。
<正門>
因みに、小田川温泉の本館が火災に遭った際にこの神社は延焼を免れ、以前の雰囲気を残しています。その為、神社の向こうに国会議事堂が見えるという珍妙な風景を造り出したりしてますが。
<小田川稲荷神社全景>
*その向こうに国会議事堂が・・・
*小田川城(黄金御殿)*
小田川藩全域を見下ろす丘の上に聳えるのが、小田川城天守(黄金御殿)です。三層四階の大天守と二層三階の小天守(内部構造は想像です)からなる連立天守です。
内部には総金箔造りの黄金の間が有るとの事です。因みにかつては一泊100万円で宿泊出来たようですが、最近はどうなのでしょう?
<ステレオ写真(平行法)>
*交差法はこちら
*その他の施設*
<野外ステージ周辺>
<小田川藩合同庁舎>