＜三の丸を裏から見た様子・相変わらず複雑怪奇＞
松島城工事中
２００４年５月
2003年8月で廃業してしまった松島城ですが、天守は残すとの事だったのですが実際はどうなっているのかずっと気になっていました。
そこで、近所を通ったついでに現状を確認しに行って見ました。
国道からの入り口には工事中と立ち入り禁止の処理がされていましたが、特に視線を遮るものも無く、敷地全体が見渡せます。
そこには少し意外な光景が待っていました。
「あれ？･･･三の丸も残ってるよ」
松島城を形成する建物群は向かって左から天守に相当する一の丸・二の丸・三の丸とあり、二の丸の裏に大広間が有るのですが、そのうち二の丸・大広間は既に撤去され地盤まで削られ（松島城はもともと周囲より数メートル高い台地に建っていた）ています。
しかし、その両側の一の丸と三の丸の両方の三層の建物が残っています。
これは、一の丸とともに三の丸も残す事にしたのか、それともまだ撤去されていないだけなのかは判断しかねますが、折角なので裏に周って観察して見る事にします。
＜三の丸を裏から見た様子・相変わらず複雑怪奇＞
三の丸の内部構造が複雑なのは以前にレポートしてますが、それは主に裏側の無計画な増築による事が理解できました。
いや、どうなっているのかは相変わらず良く判りませんが、とにかく凄いことになっているという事だけは。
＜一の丸（天守）・手前の崖に地下道の名残が見えます＞
一の丸の方は、もともと独立してましたので、あまり変わった様子は有りませんが二階に渡る橋が切断されています。
あと、地下道は埋められているようです。
ここで、気になるのが松島城の今後な訳ですが、果たして更地にした所に新たな建物を建てて再びホテルとして営業する事になるのでしょうか？
それを期待しつつ今後も注目していきたいと思います。